最初にこれだけは言っておきたい。みんな、マンガの実写化なめてるでしょ?っていうか変態仮面舐めてんでしょ!!!
というわけで
HK 変態仮面 アブノーマルクライシス
監督は福田雄一。先日ブログに書いた「大洗にも星はふるなり」の監督です。変態仮面はこれがシリーズ2作目。
主演は鈴木亮平で、ムロツヨシとか柳楽優弥。安田顕も出てます。
およそヒーローとは思えないビジュアルを、ヒーローとして成立させたのはこれ!
そして鈴木亮平は西郷隆盛の実写化へ…
ウィキつらつら見てたら彼岸島デラックスにも出てんじゃん!!見なきゃ!
というわけで、この鈴木亮平という稀有な俳優を語る上で外せないのが変態仮面であり、変態仮面を語る上で絶対に外せないのが鈴木亮平なんです。
そもそも一作目は公開館数は12館でスタートらしく、DVD展開がメインの作品だったとか。当然、パンフレットなんかに回す予算もなくて…。ところがフタを開けてみれは満席が続出。想定の十倍のヒットに!
と、ある意味、マンガ実写化の道をひらいた作品でもあります。
と言っても変態仮面一作目が2013年でるろうに剣心が2011年なので、どう考えてもるろうに剣心だよね…と思いました。はい。まあええんや、難しい話は。こちとら変態仮面の話がしたいんだ。
というわけで変態仮面です。
そうだったのかと思った人はそれだけでも覚えて帰ってほしい。
拳法の実力はあるものの、引っ込み思案。しかし、体に流れる変態の血が、使用済みパンツを求めてしまう!!
そんな変態の血と、正義の心と強靭な肉体が悪魔合体したのが変態仮面!
悪の変態を倒す正義の変態として、世直しをする!
まあこの構図が多くのアメコミヒーローものと同じく、正統派な物語と同じなんですよね。ただ主人公が変態なだけで。
悪魔の力と人間の心、デビルマン!と同じく、超人的な変態度と人間の心をもった変態仮面は、変態であっても正義の味方なんです。
敵はもちろん、悪に堕ちた変態です。ムロツヨシとか安田顕とか。とくに安田顕がひどい。
けどめっちゃ強いです。ちなみにこのシーンの撮影場所は新宿三丁目とみた。みんなで聖地巡礼に行きましょう。
変態仮面、2作目は大幅に予算がアップ。
大学生になった主人公に変態の魔の手が…。
特に細かいことは言いませんが、柳楽優弥がひどいです。
安田顕も別の役で出てくるし。
暑い夏に熱苦しい映画ですが、アメコミヒーロー映画好きな人にはオススメ!ジャパニーズヒーロー映画の最先端は変態仮面!そういうことにしとこう!
アントマン&ワスプ、いや、アベンジャーズ4までのつなぎに変態仮面を見ましょう!!
ほか一本は「残穢」でした。