平面バッフルはユニットの比較視聴ができて楽しい | 平面バッフル実験工房 -Open Baffle Test Lab-

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平面バッフルとフルレンジスピーカーが大好き。いい音めざして試行錯誤

ユニットの交換が簡単

平面バッフルスピーカーのいいところの1つは、スピーカーユニットを簡単に交換できることだ。1枚の板にユニットをネジ留めしているだけなので、電動ドライバーがあれば5分くらいで交換できてしまう。
 
 
写真は16cm(上から2段目)と20cm(3段目)のフルレンジユニットを、それぞれ2個ずつ着けられるようにしたバッフル。
ユニットは2段目左上から時計まわりに、Ashidavox 6P-HF1、DIATONE P-610DB、LOEWE OPTA(ドイツ)、Altec 403A。スピーカー切り替え器を介せば、スイッチ1つで比較視聴ができる。実際にやってみると、完全に同じ環境で視聴できるのでユニットの音質の違いがとてもよく分かって楽しい。最も公平なテスト方法(ベンチマークテスト)の1つだといえると思う。箱のスピーカーだと、こうはいかない。
最上段はスーパーツィターとしてHitachi H-54HD、最下段はスーパーウーハーとしてCoral 12L-2が着けてあり、必要に応じて音域拡張できるようにしている。

バッフルの交換もできるようにした

バッフルは柱に金具でねじ留めしているだけなので、サイズを同じにしておけばバッフル自体も簡単に交換できる(ただ重たいので注意が必要。一度、足の指に落としてケガしたことがある:汗)。
これまでに10枚くらい作っただろうか。最初は安いべニア材で試してみて、よかったら本格的な板材に進化させる方法がいい。ちなみに板材の音質もテストできるので、それによって行き着いたのが、いまの竹バッフルだったりする。(fin)