を、知っている人は少ないだろう。
1996年
私は、福岡市内に住んでいて
当時、親不孝通りを過ぎた北にある
小さな、ミニシアターに
よく一人で通っていた。
昔は、いまみたいに
時間入れ替え制ではなくって
1回お金を払えば
閉館まで居たって、全然平気だった。
最初そう興味があったわけじゃなく
とにかく、ミニシアターが好きだったので来ていて
ある映画を見た。
それが、「アパートメント」
パリを舞台とした
ちょっとミステリアスな恋愛物語。
私はちょうど、
靴の販売員をしていたので
この映画に出てくる
ヴァンサン・カッセルが
街の小さな靴やさんで働いている
店舗が可愛くて気に入った。
そして、女性に一目ぼれして
追いかけていくシーンを見て
パリの美しさ、街並みに目を奪われちゃった。
映画は、ミステリアスで
それでいて、人の悲しい部分が
表現されていて。
いい意味で なんとも、後味を残す・・・
おわり方^^;
だけど、まだ10代だった私には
この、複雑な恋愛模様が、
本当の人間の心の動きのような気がして
おわっても、席が立てなくて。
何度も観た。
あー、あのとき出ていた後姿は
あなただったのね!
とか、
あぁ。こういうことだったのか。
見るたびに謎がとけて(笑)
でも、最後、
映画館を出た時には
街も暗くて、ほとんど人もいなくて
映画の余韻をひきづり過ぎて(笑)いた。
それ以来、
ロマーヌ・ボーランジェ
という女性が気になった。
ロマーヌ・ボーランジェ
Romane Bohringer
1973年8月14日、フランス生まれ。
父はリシャール・ボーランジェ
、母はフランス・ベトナム系。
13歳のとき、父が主演した「神風」で映画デビュー。
舞台女優として活躍し、
17歳のとき「テンペスト」の主役になり世界中で公演。
19歳のとき「野性の夜に」で数々の賞に輝いた。
[出演作品]
神風
RAGAZZI
野性の夜に セザール賞新人女優賞
伴奏者
愛の報酬 シャベール大佐の帰還
ミナ
百一夜
太陽と月に背いて
恋人たちのポートレート
アパートメント
シューティング・スター
ヴィゴ
LA FEMME DE CHAMBRE DU TITANIC
QUELQUE CHOSE D'ORGANIQUE
IL SUFFIRAIT D'UN PONT
レンブラントへの贈り物 天才に愛を与えた女神たち
キング・イズ・アライヴ
HE DIED WITH A FELAFEL IN HIS HAND
LE PETIT POUCET
雑誌「SWITCH」で
ロマーヌボーランジェの
【LOVE LIFE】
20歳のわたしには
とても、大人な女性に見えたけど
3歳年上くらいなのね^^;