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「座長が後輩女優に手を出した」と揶揄されながら…あめくみちこ、14歳上の夫・佐藤B作との馴れ初め

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 いよいよ佳境のNHK朝ドラ「ちむどんどん」。注目を集めているのが“安室のおばぁ”ことトメ役・あめくみちこ(58)の演技だ。

「暢子(黒島結菜)の母が働く売店に顔を出していた、人のいい学校給食のおばちゃんが、暢子の姉で小学校教諭の良子(川口春奈)と給食の献立を巡り対立。冷たく突き放す様子に『別人のようなギャップが凄い』と話題になった」(放送記者)

 あめく自身も沖縄県宜野湾市生まれ。8歳から東京で育ち、高校卒業後、演技経験ゼロで「役者になりたい」と劇団「東京ヴォードヴィルショー」に入団する。

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あめくみちこ

「22歳で出演した『オレたちひょうきん族』で薬師丸ひろ子のものまねをしてブレイク。顔も仕草も本物と見間違うほど似ている、と評判になった」(同前)

 当初は本名の天久美智子で活動し、1990年から平仮名に。舞台に軸足を置きつつ、「土曜ワイド劇場」など2時間ドラマに欠かせぬ脇役として活躍。大河ドラマは「太平記」など2本、朝ドラは「かりん」など3本に出たが「ゲスト的な出演」と悔しさもあった。

「派手さはないが、役になりきることができる女優で、目の演技など顔芸も巧み。今回の朝ドラは沖縄での幼少期を思い出し『私には祖母の熱い血が流れている。運命に違いない』と強い決意で臨んだ。おばぁ役も白髪を足しただけで、ほぼノーメークです」(芸能記者)