息子の高校受験に1000万円もかけたというジャガー横田さん。それでも、10校受けた結果は…。(全4回の4回目)

ピンク、ブルーと髪の色が変わった中学時代

── 息子さんの中学受験の様子は『スッキリ』で放送されていましたが、中学入学後の生活はいかがでしたか?

 

ジャガー横田さん:自宅近くの公立の中学校に通っていましたが、学校の校風が自由だったんです。息子の髪の毛の色も茶髪、ブロンド、ピンク、ブルーなどいろんな色に染めていました。

 

最初に息子が髪の毛を染めた姿を見たときはかなり驚いたし、学生らしくないだろうとも思いましたよ。でも学校で禁止されていないし、今だけのことだからと納得していました。

 

── 息子さんに対しての信頼感があるからこそ、口を出さず見守れたのでしょうか?

 

ジャガー横田さん:息子は人に迷惑をかけるようなことはしてないし、興味があることをやっているだけで、満足したら卒業するだろうと思っていました。やってみてよかったこと、悪かったことも、自分で判断して決めていると思います。主人も同じ考えでしたし、息子もいろんな髪の色を楽しんだようで、これもひとつのいい経験になったんじゃないかと思います。

 

また、長年のプロレスラー経験から、基本的な礼儀や挨拶は息子に教えています。見た目が多少派手になっても息子への人としてはちゃんとしているし、もうこれ以上教えることはありません。

高校受験の結果をYouTubeですべて配信

息子さんが帰省したとき

 

── 息子さんは、中学受験に続き、高校受験も経験されましたが、違いはありましたか?

 

ジャガー横田さん:中学受験は初めての受験だったし、テレビの取材も入っていたのでかなり緊張感が高い状態が続きました。高校受験に関しては、中学受験でうまくいかなかった経験をもとに、学習方法も改善してきたと思います。息子も落ち着いて受けられたんじゃないかと思います。

 

ただ、偏差値では入学できると思っていた学校に落ちるなど波乱もあり、受験の難しさを改めて感じました。受験した10校のうち9校に落ちてしまい、最終的に実家のある東京から遠く離れた長野県の高校に合格しました。

 

── 高校の合格発表についてYouTubeですべて発表されていましたね。

 

ジャガー横田さん:親としては、恥ずかしいからやめてほしかったのですが、息子は別に隠す必要はないからと結果を公開しました。主人も同じ意見だったため、私は口出ししないことにしました(笑)。

 

── 高校受験でトータル1000万円近くかかったそうですね。

 

ジャガー横田さん:夏期講習や副教科の対策も含め、中学3年間で塾代はかなりの金額になりました。でも受験を通して信頼できる先生に出会うことができました。学習面だけでなくメンタル面でも通じ合う先生と一緒に勉強できたことは大きかったです。高校受験だけでなく、今後の学習意欲や勉強の仕方にも影響を与えますし、その意味で後悔はありません。

長野県で寮生活をする息子

息子さんと

── 現在、息子さんは長野県の高校で寮生活を送っているそうですね。

 

ジャガー横田さん:文武両道の学校で息子も気に入っているようです。ただ1年生のときは慣れない寮生活で大変だったと思います。門限は午後6時。寮生活だから自由もきかない。友だちも少なく、いろんなショップが立ち並ぶ東京と違い、寮のまわりにはお店もほとんどない。学校生活に慣れるまで1年くらいかかったと思います。

 

── 息子さんがホームシックになったことはありましたか?

 

ジャガー横田さん:あったと思います。でも、息子は男なのでそれを口に出して言わないんです。実家に帰りたいけど、寮に戻ってくるのが嫌になってしまうからと思って我慢するときもあったんじゃないかと思います。1年生のときは、寂しい気持ちと闘っていたのかもしれません。

 

高校2年生になった今は、友だちもできて楽しそうにしています。息子が東京の実家に帰ってくると、学校の話題が増えました。サッカー部に入ったものの、練習不足からレギュラーになれなかったようです。私は息子に「レギュラーになれないのは当たり前。目立とうとしても結果はついてこないよ」と伝えています。

 

── 息子さんは高校2年生ですが、女の子の話はされますか?

 

ジャガー横田さん:この間、息子が家に帰ってきたときに主人と2人で楽しそうに女の子の話をしてました。主人が息子に、女の子をリードするにはどうしたらいいかとか、女の子の気持ちを一番に汲んであげることが大事だとかね。何を偉そうに話しているんだか、と思いながら私は横から冷ややかに見てました(笑)。

 

息子が寮に帰ると家の中が静かになって少し寂しくなりました。一緒に過ごす時間がすくなくはなりましたが、そのかわり家族で一緒に過ごす時間を作ろうとYouTube番組を始めました。撮影をきっかけに家族で過ごす時間が取れるようになりました。

 

PROFILE ジャガー横田さん

東京都出身。プロレスラー。タレント。2006年、医師の木下博勝氏と結婚。夫妻と息子、大維志さんとともにYouTube『ジャガー横田ファミリーチャンネル』で日々の暮らしを発信中。

 

取材・文/間野由利子