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オリンピックマスコット ワクワク感を演出 /愛知

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1968年冬季五輪マスコット「シュス」のおもちゃ
1968年冬季五輪マスコット「シュス」のおもちゃ

 ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじを思い出させるような姿。このキャラクターは、オリンピックで公式マスコットが作られる前に誕生したものだ。1968年冬季五輪グルノーブル大会で人気を博し、キーホルダーやカフス、ピンバッジなど、さまざまなグッズが発売された。名前は「シュス(schuss)」。フランス語でゲレンデでの直滑降を意味する言葉は、その名の通り、スキーヤーがモチーフになっている。スキーウエアは、開催国フランスの国旗3色で彩られている。当時、国営テレビやラジオで大会の宣伝活動に大活躍した。

 「非公式」マスコットのシュスは、これまであまり知られてこなかった。だが、シュスの活躍によって、公式マスコットが誕生したのだから、オリンピック史に果たした役割は非常に大きいといえるだろう。

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