お使いのブラウザはサポート対象外です。推奨のブラウザをご利用ください。

仕事で自分のやりたいことができるようになるためには?

仕事で自分のやりたいことができるようになるためには?

目次

ビジネス上のキャリアにおける幸せは、仕事でやりたいことができるようになることだと思います。
そして、変化が激しく、スピードが求められる今の時代は、その状態に最短ルートでたどり着くような方法を考えていかなければなりません。
しかし、なぜか違うところに寄り道している人も多く見受けられます。
ここでは、仕事でやりたいことができるようになるためのコツについてご紹介します。

チャンスを獲得するための行動をとる

能力は十分にあるけど、チャンスを獲得するための行動をしていない人がいます。
チャンスを獲得するための行動ができている人は、やりたいと思っていることを「やりたいです」と周囲に伝えていたり、人事の公募の制度がなくても人事に交渉していたり、事業部長に直談判に行っていたりと、自ら行動しています
よく「ラッキーだったね」という言葉を耳にしますが、ラッキーだったのではありません。
積極的な行動の結果によるものです。

やりたいことができるためには、もちろん「能力の獲得」も重要です。
能力獲得の方法は、「社内」「社外」大きく2つあります。

社内で能力を獲得するコツ

まずは、すべての仕事から学ぶ姿勢を持ちましょう
ふだんの業務を効率的な学びの場にすることができます。

今の仕事を徹底的にやりきる

これが、当たり前に一番大事なことです。
成果も実績も出していないのに「こんな仕事をやりたい」と言っても上司が認めてくれるわけがありません。
まずは、自分でこれ以上ベストは尽くせない、120%やりきったと言えるまでまずはやる
そこがとても大事です。
意外と「徹底的にやっているか?」と自分に問いかけてみると、まだまだだなと思う自分がいますよね。
それがあるうちは、まだまだやることがあるということなのかもしれません。

実力以上の仕事にチャレンジする

「少しチャレンジかな」というレベルの仕事を自ら取りに行くのもおすすめです。
人は、自分の実力以上にかかった負荷の分だけ成長します。
若い間は特に、今まで全くやったことのない仕事を取りに行く、社内公募のプロジェクトに積極的に応募するなど、チャレンジングな仕事を取りに行きましょう。

成長を楽しむ

過去と現在の自分をしっかりと比較しながら成長を楽しむことも、能力開発のモチベーションを保つために大切なポイントです。
「成長実感が持てない」という方が結構いらっしゃいますが、改めて直近の1年間を振り返ってみると、新たに経験したことや身についた知識は多くあるのではないでしょうか。

複数人のロールモデルを作る

社内に目指すべき存在「ロールモデル」を設定するのも効果的です。
全部がそろっている完璧な人はなかなかいないので、仕事の進め方は〇〇さん、コミュニケーションに関しては〇〇さんというように、自分のテーマごとに何人かのロールモデルを持ちましょう

反面教師として学ぶ

身近にロールモデルが見つからないという方は、反面教師として学ぶのも手です。
「この人とは一緒に仕事したくないな」と感じた時に愚痴を言うだけではなく、なぜなのかを掘り下げて、自分はそうならないようにしようというところから始めてみましょう。

社外で能力を獲得するコツ

目的に合った勉強会に参加する

朝から勉強する朝活など、様々な勉強会があります。
SNSを利用して、やる気さえあれば自ら企画・主催し、そのような場を作ることもできます。
集団をまとめることを通じての活動は、リーダーシップ力の向上にもつながります。

社内に眠る宝「研修制度」を利用する

自社で、外部に講習を受けに行く研修制度や、自己啓発制度などがあったら積極的に活用しましょう。
中小企業の場合、人事部長や役員に直接交渉することで制度を作ってもらったという話もよく聞きます。

社会人向けビジネススクールで学ぶ

もし社内の能力開発環境が不十分であると感じたら、外部の機関で学ぶというのも1つの手です。
例えば、私が教員を務めるグロービス経営大学院では、マーケティングや経営戦略、リーダーシップ、思考力を鍛える講座など、ビジネススキルを学べる講座が豊富にあります。
講座は2週間に一度、計6回の開催。
3ヵ月でかなり思考の仕方が変わりますので、ぜひ検討してみてください。

またグロービス経営大学院では、随時オンラインにて『無料体験クラス』を実施しています。
授業の雰囲気や進め方を知りたい方は、まずはこち
らからのご参加をおすすめします。

(▼日程一覧はこちら)

210312_CNote_OC_PC.png

210312_CNote_OC_SP.png

地域活動やNPOの活動に参加する

地域活動やNPOの活動などからも学べることは非常に多くあります。
社内で培えないようなものをそこで経験することが、後にキャリアの実績にもなりますし、1つのやりがいにもなります。
たとえば、マネジメント経験を得られない、つまり部下を付けてもらえないという方が若手では多くいらっしゃいますが、社外のNPO活動などでプロジェクトマネージャーすることで、社外でそういった経験を積むことができます。
無給であったとしても、長いキャリアを考えると経験を積むことの価値は大きいので、柔軟な発想を持ち、積極的に自分のキャリアアップにつなげてみてください。

まとめ

今の時代、スピードが何よりも大事です。
そのため、仕事でやりたいことができるようになるためにも、寄り道している時間はありません。
すべての仕事から学ぶ姿勢を持ち、チャンスを獲得するための行動をとりましょう。

210830_Cnote_bnr_PC_.jpg

210830_Cnote_bnr_SP_B.jpg

著者情報

村尾 佳子(グロービス経営大学院 経営研究科 副研究科長)

村尾 佳子(グロービス経営大学院 経営研究科 副研究科長)

関西学院大学社会学部卒業。大阪市立大学大学院創造都市研究科都市政策修士。高知工科大学大学院工学研究科博士(学術)。大手旅行会社にて勤務後、総合人材サービス会社にてプロジェクトマネジメント、企業合併時の業務統合全般を経験。現在はグロービス経営大学院にて、事業戦略、マーケティング戦略立案全般に携わる。教員としては、マーケティング・経営戦略基礎リーダーシップ開発と倫理・価値観経営道場などのクラスを担当する。共著に『キャリアをつくる技術と戦略』、27歳からのMBAシリーズ『ビジネス基礎力10』『ビジネス勉強力』『リーダー基礎力10』がある。

※本記事の肩書きはすべて取材時のものです。

BACK TO CATEGORY

Related Content

合わせて読みたい記事

5/31(金)【20代・30代限定】ディスカッション形式で学ぶ メンバー育成のためのコミュニケーション

5/31(金)【20代・30代限定】ディスカッション形式で学ぶ メンバー育成のためのコミュニケーション

5/10(金)【グロービスセミナー】人と組織を動かす力~成果を出すための動き方とは~

5/10(金)【グロービスセミナー】人と組織を動かす力~成果を出すための動き方とは~

ワークライフバランスとは?定義や目的、充実させるメリットを解説

ワークライフバランスとは?定義や目的、充実させるメリットを解説

「SMART」とは?パフォーマンスを向上させる目標設定のフレームワーク

「SMART」とは?パフォーマンスを向上させる目標設定のフレームワーク

デザイナーから起業家へ。インターナショナル・アフタースクール代表 本部剛が語る異色のキャリア

デザイナーから起業家へ。インターナショナル・アフタースクール代表 本部剛が語る異色のキャリア

Recent Entries

最新記事

5/31(金)【20代・30代限定】ディスカッション形式で学ぶ メンバー育成のためのコミュニケーション

5/31(金)【20代・30代限定】ディスカッション形式で学ぶ メンバー育成のためのコミュニケーション

5/10(金)【グロービスセミナー】人と組織を動かす力~成果を出すための動き方とは~

5/10(金)【グロービスセミナー】人と組織を動かす力~成果を出すための動き方とは~

ワークライフバランスとは?定義や目的、充実させるメリットを解説

ワークライフバランスとは?定義や目的、充実させるメリットを解説

人格者とは?特徴と人格者になるための行動習慣

人格者とは?特徴と人格者になるための行動習慣

Share