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名駅の「名古屋・驛麺通り」が20周年 各店が地元企業とのコラボラーメンも

JR名古屋駅中央コンコースの「名古屋・驛麺通り」外観

JR名古屋駅中央コンコースの「名古屋・驛麺通り」外観

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 ラーメン店が連なるJR名古屋駅中央コンコースの「名古屋・驛(えき)麺通り」の20周年企画が11月5日、各店で始まる。

20周年を記念して各店が販売する地元企業とのコラボラーメン

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 2002年12月1日に開業した同通り。「『本場のおいしい一杯』を追求する日本各地の人気店が集まる」通りとして、札幌、函館、喜多方、名古屋、博多などのご当地ラーメンを提供し、期間限定出店もある。運営はジェイアール東海フードサービス(中村区名駅南1)。担当の山本幸治さんによると、20~30代の男性客が中心だが、女性客の利用も増えたという。「また行きたいと思い出してもらえるように、おいしいラーメンと活気のある接客を大切にしている」と山本さん。

 周年企画に合わせ、開業当初から2016(平成28)年まで営業していた「和歌山らーめん きのかわ軒」が常設店舗として復活する。豚骨ベースのスープにしょうゆ発祥の地である和歌山・湯浅の「角長」の「手づくりしょうゆ」を使うしょうゆだれのラーメン。メニューは「スタミナ源気麺」(930円)、「特濃中華そば」(960円)、「中華そば」(830円)など。

 期間中は、「20年間の愛 地域の輪 恩返し」をテーマに据え、各店が地元企業とのコラボラーメンを販売する。

 「和歌山らーめん きのかわ軒」はすき焼き風に甘辛く味付けした「肉の杉本」の国産牛バラ肉をトッピングした「わやくちゃスキヤねん!」、「麺処(めんどころ) 井の庄」は同店の濃厚豚骨魚介スープに「寿(す)がきや」の台湾ラーメンの粉を混ぜた「まぜつけ麺」、「札幌らーめん ほくと亭」は「まるや八丁味噌(みそ)」をブレンドした赤みそスープにカキとシュンギクをのせた「牡蠣(かき)味噌ラーメン」、「函館らーめん 醐(ご)りょう」は「ミツカン」のポン酢とラー油、こしょうを利かせた「酸っぱくて辛い」という「mizkanぽん酢サンラー麺」、「名驛式担々麺 しゃち福」は「カゴメ」のトマトソースを使う「しゃち福担々麺 アラビアータ」、「一風堂」は同店の豚骨スープに「竹本油脂」のブランド「マルホン胡麻(ごま)油」の「太白胡麻油」やみそ、ショウガなどを合わせた「味噌白丸」、「喜多方らーめん 蔵まち」は「オリエンタルカレー」を使ったスープに自家製サバフレークやカレー味のサバ竜田揚げをトッピングした「SABAカレーまぜそば」を用意する。

 開業日の12月10日は1日限定で、各店の代表的なラーメン1種を500円で販売する。同通りの公式SNSのフォロー画面を提示(当日フォローも対象)すると利用できる。

 「20年を迎えることができ、感謝でしかない。今後も、飽きさせない工夫をした限定ラーメンの開発や、ニーズに合わせた店舗の入れ替えも行っていきたい。これからもファンを増やし、30年、40年と愛され続けるように、また、名古屋の定番スポットになれるように精進していく」と意気込む。

 営業時間は11時~22時。20周年企画は12月11日まで。

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