ふぐの本場として知られる山口県で、小学生ふぐ処理師が誕生しました。フグをさばくための資格「ふぐ処理師」の試験に、山口県宇部市の小学6年生が合格。実は、今年で2回目の挑戦です。将来の夢のため、諦めたくない…「小学生ふぐ処理師」誕生までの道のりを追いました。

山口県宇部市の中村智弥くん(11)。魚を食べることが大好きな小学6年生です。白い調理服に身を包み、7月にふぐ処理師の試験に挑戦しました。

中村智弥くん(去年・当時小5)
「将来お父さんやお母さんに、フグとかを食べさせてあげたいから。(Q将来の夢は?)料理人」

料理人の夢に向けて。智弥くんは去年も、ふぐ処理師に挑戦しました。大好きなゲームを我慢して、自宅近くの料理店で練習を重ね、挑んだ試験でしたが・・・。

試験官の声
「終了です、作業止めて」

制限時間内に作業が終わらず、結果は、不合格でした。

中村智弥くん(去年・当時小5)
「くやしいです(涙)」