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テスト要求分析



アドカレ4日目は、「テスト要求分析」。
「テスト分析」と読み替えてもらっても構わない。

上の図で「1. テスト戦略」と「2. テスト要求分析」の背景色が白と黄で異なることと、横に並んでいることから分かる通り(←わかんねーよ)、テスト戦略はテストマネージャーの役割で、テスト要求分析はテストアナリストの役割となっており、並行実施できることがわかる。(←だから、わかんねーってば)

さらに図を見ると、テスト要求分析が終わると、6W2HツリーとFV表が出来ている。テストアナリストが1人で、この2つを同時並行ででつくるからだ。(←だからぁ……略)

ただし、6W2Hツリーはここで終わっていて、あとの活動につながっていないからつくらなくっても構わない。つくったほうがFV表をみんなでレビューするときに説明が楽になるくらいだ。

さてここで、アジャイル開発のように開発対象がすでに細かくスライスされているときにはFV表は要らないので、テスト要求分析はする必要がない。バックログのそれぞれにAC(アクセプタンス・クライテリア)を書き足してやればよい。

バックログとは、キャッチイメージの左に積まれた焚き木のこと。薪ストーブ(や暖炉)にくべる薪のことをバックログと呼ぶ。

これは、薪ストーブの後ろ(=バック)に積まれた、丸太(=ログ)だからだ。
ただし、太い丸太だとストーブに入らないので、1本ずつくべられるように事前に丸太を斧で割っておくことがポイントだ。だから、バックログ

テスト対象が、丸太🪵か、薪(たきぎ)かを見極めてスライスするかどうかを決める。

つまり、テスト要求分析で行うことは、大きなテスト対象をスライスして小さなテスト対象に分けることだ。

このときに、正しくスライスしたい。

こちらのケーキを見てほしい。大きなホールケーキだ。

いらすとやより

このままでは食べにくいのでショートケーキに切り分ける(スライスする)

いらすとや

ショートケーキをよく見ると、チョコレートケーキがスポンジに変わっているけれど、そこは『いらすとやに無かったんだな』と大目に見てほしい。

言いたいことは、ショートケーキに分けたときに、各ショートケーキにはイチゴが1つずつ乗っていることだ。これが、0個、1個、2個とバラバラだったら兄弟げんかが起こることは避けられない。いい感じに分けたいのだ。

そのために6W2Hをつくり全体のテストに対する要求を理解する。そして、分けた結果がFV表に行として並ぶ。何故それで上手くいくのかについては、次回と次々回のお楽しみだ。

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