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中1男子 #03英語が苦手

やっぱりねー。

最初の感想はそんなところ。

我が家の中1長男、先日あった塾の統一テストで英語の点数のみが悪かった。悪い、というのも偏差値51なので全体からすれば『ふつう』というべきかもしれないが。

彼は社会が大の得意科目なので偏差値が70を超えてくることも珍しくない。数学もだいたい60〜65あたり。国語と理科が問題によっては60超えたり超えなかったり。

そんな中での英語の偏差値50過ぎ。
これは逆に目立っている。

かなり凸凹のあるタイプだし科目ごとの差には驚かないものの、やはり受験を考えると英語がかなり足を引っ張ることが容易に想像できる。

一学期の中間テスト、期末テスト、は満点を取っていたし二学期の定期テストも90点前後で決して悪くはなかったが、実力テストをやってみると極端に点数に差が出るということは、まだまだ彼の中に染み付いてないと言える。

まずは英単語。
圧倒的にまだ覚えられてない。スペルも意味も。
単元ごとの新英単語はあるが、それについてスペル練習をやらないので覚えられないのだと思う。
私が中学生のころはとにかく英単語をノートに繰り返し書きまくって覚えたものだが、いまの中学生は【宿題】としては出ないので本人が『書いて覚えよう』と努力をしない限り自分の中に溜まっていかないらしい。 

ちなみに現在、中1スタート時点で「英単語500個は小学生でやってきた」ものとして扱われている。
そして中3までにマスターすべき英単語数は私(40代)が高校2年生までにならった英単語数くらいらしく、現代の中高生に求められる英語レベルは確実に上がっているらしい。しかしながら、小学校での外国語学習は歌ったりゲームしたりの楽しむ系や自己紹介とか好きなものを伝えるなどのやり取り系が中心で、英単語が宿題に出るとかではない。だから小学生のうちから英単語の練習を嫌がらずできるお子さんは、やっておいたほうがいい。でも、うちの長男はそうではなかった。やりたくないことをやるストレスを考えると、やりたいことばかりをする幸せのほうを優先してやりたかったのだ。せめて子どもの時代は。いずれ受験戦争に嫌でも突入するのだから。

とにもかくにも英単語力を伸ばすのは必須。
毎日英単語を10個、5回ずつ書くことを日課に課すことにした。もちろん嫌がっているが、早めに始めれば始めるほど負担が軽いのだと説伏せ、毎日「やった?」と声かけ。…なんで毎日こんなこと私が声かけしなくちゃできないんだよぉ…という心の声もあるが、仕方ない。我が息子、自らやるタイプではないのは私がいちばんわかってる。

そして単数形、複数形の取り扱い。
日本語と異なる部分なので馴染みがないからなかなか入っていかない様子。いまだにThey isとか平気で答えるので、英語が染み付いちゃってる私にはキモチワルイ。このへんはとにかく彼が解いてる問題(学校のワーク)やテスト後に再度説明をして繰り返し伝えるしかない。
英語は主語を大切にする言語だと思う(日本語に比べて)。だから文章を書くときには「まず、誰の話か?(主語)」で「何をする?(動詞)」そのときに主語が◯◯なら対応する動詞(一般動詞、be動詞)はどの形になるかを考えさせ、その次に「何、どこ、いつ、などの目的語」を付け足すという一連の基本形を何度も何度も伝える…という親の努力が必要な指導となっている。

あと文章問題のときに全体の話の把握ができていない。これはおそらく国語の方でも不得意だ。作者の意図、とか登場人物の心の動きというのは長男が苦手とする分野である。とにかく設問に答えるときに『キーワード』を探すように指導。主語(誰について聞かれてる?)、動詞(何をしてる話?)、目的語(いつ。どこの話?)などのキーワードを設問から探したら、そのキーワードを文章中に探しに行く。そういう解き方のコツとともに、答えるときの条件(◯語で、など)を確認、主語(代名詞を使う)と動詞の一致なども同時に指導。このへんは国語に比べれば英語はよっぽどクリア(コツさえつかめばわかる)だと思う。
私は国語がそこまで得意ではない…日本語て難しい。

ちなみに、中1男子、ややこしいのでこういう指導は彼が機嫌の良いときを見計らって『ねぇねぇ、ちょっと来て』と声をかけるようにしてる。


ここまで書いてみて、思う。

『私、中学生の英語の家庭教師の仕事できるやん』

て。(笑)


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