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●ジョン・ルイス死去~非暴力で公民権運動家のアイコン~ぺタス橋をジョン・ルイス橋へ署名

●ジョン・ルイス死去~非暴力で公民権運動家のアイコン

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● 公民権運動のリーダー、ジョン・ルイス、80歳で死去

【John Lewis, Civil Rights Leader Dies At 80】

訃報。

1960年代から半世紀にわたりアメリカ・公民権運動を積極的に推し進めてきた活動家のジョン・ルイスが2020年7月17日、ジョージア州アトランタで膵臓癌のため死去した。80歳だった。1987年1月3日から死去日まで17期(1期2年)アトランタの下院議員。

ワシントン大行進、セルマのエドモンド・ぺタス橋行進など様々な公民権運動に非暴力の立場で参加。公民権運動のアイコンとなった。

そのエドモンド・ぺタス橋の名前をジョン・ルイス橋にしようという署名が始まった。

100万人目標で、すでに50万人が署名している。

マーティン・ルーサー・キング牧師の元、公民権運動のアイコンに。活動と歴史をわかりやすくマンガで描いた伝記『マーチ』全3巻発刊。翻訳 
@moraculous

書影 マーチ ジョン・ルイス著


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ブログ ジョンルイス逝去1 CNN エドモンド橋前のインタヴュー

セルマのエドモンド・ぺタス橋の前でインタヴューを受けるルイス氏。十代の頃からキング牧師に傾注し、多くの師の行動に参加。この行進では地元警察からこん棒などで殴られ負傷。他のデモでも意識を失う負傷を負ったこともあった

投票権を獲得するためにけがをして流した血など、命をかけ、失った人と比べればたいしたことはないようだ。ものすごい精神力だ。

「私は60年代に40回逮捕され、議員になってからも5回逮捕された。でも殴られ、逮捕され、牢屋に入れられてもいいと思ってはいけない。私は投票権を獲得するため橋を渡った時死にかけた。だから少しは血を流したと言えるかもしれない。でもそのために命を捧げた人達がいるんだ」

バラク・オバマ前大統領のツイート。早くも声明を発表

→https://bit.ly/2OAc2Qp Not many of us get to live to see our own legacy play out in such a meaningful, remarkable way. John Lewis did:




1963年5月セルマのエドモンド・ぺタス橋での衝突などを描いた映画『セルマ』(邦題、グローリー/明日への行進)と関連リンク一覧

→https://amba.to/2ZBThCu

(エドモンド・ぺタスは、軍人だがKKKのメンバーで人種差別主義者だったために、この橋の名前を変更しようという動きがある。今回のブラック・ライヴズ・マター、差別を想起させる言葉の削除・言いかえの動きが大きくなっているために、今後名前が変わる可能性も大きい)

100万人を超えるフォロワーのいるジョン・ルイスさんのツイッター。「人々が私に何も変わってないと言ってくるとき、私は言う。一緒に歩こう、そして君にチェンジ(変革)を見せよう」 セルマ50周年のときに。
引用ツイート

John Lewis
@repjohnlewis
· 2015年3月8日
When people tell me nothing has changed, I say come walk in my shoes and I will show you change. #Selma50

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評伝。

ジョン・ロバート・ルイスは1940年2月21日、アラバマ州トロイ生まれ。10人兄弟のうち3番目として生まれた。父は小作人。幼少の頃から差別に接し、1955年、15歳のときラジオでマーティン・ルーサー・キング牧師の演説を聴き、感銘を受け、キング牧師に傾注するようになった。同年のモンゴメリーでのバス・ボイコット運動に参加。15歳で初めて演説をした。18歳のときに、キング牧師に初めて直接会った。

ナッシュヴィルの宗教学校に通いバプティストの牧師に。

1961年、ワシントンDCからニューオーリンズまで行進する「フリーダム・ライダーズ」13人の一人として参加。

1963年、SNCC(スチューデント・ノンヴァイオレント・コーディネーティング・コミティー=学生非暴力委員会)の会長に就任。キング牧師の教えに基づく非暴力による公民権運動に従事し、この時点ですでに24回ほど逮捕されていた。1963年8月、ワシントン大行進に参加。ここで演説する6人の中で、ルイスは最年少(23歳)だった。1966年まで会長職にとどまるが、その間、1965年3月、セルマの選挙権獲得運動などを率い、大きな存在感を見せるようになった。同運動は映画『セルマ(邦題グローリー)』で描かれた。

1963年5月セルマのエドモンド・ぺタス橋での衝突などを描いた映画『セルマ』(邦題、グローリー/明日への行進)と関連リンク一覧→https://amba.to/2ZBThCu (下記に詳細)

ブログ ジョン・ルイス訃報 ジョン、ぺタス橋前

1970年、投票権獲得をサポートするヴォーターズ・エデュケーション・プロジェクト(VEP)に参加。1977年まで同グループに席を置くがこの間、ルイスのリーダーシップの元400万人が投票権を登録したという。

1981年、アタランタ市で政界入り。その後1986年下院議員に立候補し当選、以後2020年死去するまで17期連続で下院議員として活躍した。

1991年、湾岸戦争に反対、2000年米国の中国との貿易協定に反対、またクリントン政権下の福祉政策にも反対の立場を取った。

2006年、2009年、スーダン大使館の前で同国のダルファー(ダルフール)における大虐殺に抗議したところを逮捕された。

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10307496709.html

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10308169535.html

2008年の大統領選では、当初はクリントンを支持していたが、途中からバラク・オバマを支持。オバマは2期大統領を務めた。2016年の大統領選では再度クリントンを支持。2020年の大統領選では、ジョー・バイデンを支持していた。

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1998年、自伝『Walking with the Wind: A Memoir of the Movement』上梓。2012年、『Across That Bridge』(ブレンダ・ジョーンズ著)リリース。2013年、グラフィック・ノヴェル(マンガスタイルの著作)『March』3部作上梓。

徹底した非暴力主義で人種差別と闘った。

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◇映画『セルマ』(邦題、グローリー/明日への行進)~1965年3月公民権運動の血塗られた日曜を描
2015年04月25日(土)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12018356532.html

◇映画『セルマ』(邦題、グローリー/明日への行進)~1965年3月公民権運動の血塗られた日曜を描く(パート1)

【Movie “Selma” Portrays Bloody Sunday (Part 1)】

公開。

グラミー賞、アカデミー賞の両授賞式でテーマ曲「グローリー」が大々的なパフォーマンスを繰り広げ、その存在感を見せつけた映画『Selma(邦題、グローリー/明日への行進)』が日本でも2015年6月19日(金)から公開されることになった。当初は、日本公開予定がなかったが、急遽決まった。試写の案内をいただいたので、予定を変更して「いの一番」で見てきた。

ブログ ジョン・ルイス訃報 映画セルマ ポスター

試写会場に行くと、WOWOW・ニコ生「ぷらすと」でおなじみの映画評論家、松崎健夫さんがいらしてしばし雑談。

今回は公開までまだ日にちがあるので、あまりネタばれにならない感じでご紹介第一弾。

日本版オフィシャル


http://glory.gaga.ne.jp/

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この『セルマ(邦題、グローリー/明日への行進)』は、全米ではおよそ2000万ドル(約24億円=1ドル120円換算)の予算で製作、2014年12月25日に公開され、現在まで約6000万ドル(約72億円)の興行収入を得ているヒット映画。第87回アカデミー賞で作品賞と主題歌賞の2部門にノミネートされ主題歌賞を獲得した。

当初は『大統領の執事の涙(The Butler)』や、現在ヒット中のテレビ・シリーズ『エンパイヤー』をてがけているリー・ダニエルズが監督する予定だったが、ダニエルズが『大統領~』にかかりきりになったために、新進気鋭の映像作家エイヴァ・デュヴァーネイが監督になった。

物語は、公民権運動を積極的に率いていたマーティン・ルーサー・キング牧師らが選挙投票権を得るための住民登録(有権者登録)をできるように運動していく様を描く。公民権法は1964年にすでに施行されていたが、人種差別の激しい南部では実質的にその効力が発揮されず、差別は続いていた。1965年3月7日、彼らは南部アラバマ州セルマから州都モンゴメリーまで54マイル(87キロ)を多くの人とともに非暴力のデモ行進をする。しかし、そのデモ行進は街に入るエドモンド・ぺタス橋でそれをさせまいとする州兵・保安官たちと衝突になる。人種差別主義者のアラバマのウォーレス知事はこれをなんとしてでも阻止せよと命令、多くの死傷者が出て撤退するが、その模様を報道陣が目撃、テレビも中継していた。そして、この日は「ブラッディー・サンデイ(血の日曜日事件)」として全米中に知られることになり、公民権運動を多くの人が支持するようになる象徴的な事件となった。

一度はその場を撤退するキングたちだが、再度入念に準備をし直し、行進を再挑戦する。今度はその中継を見た人たちが白人も含め、膨大な人数になって参加。果たして二度目の挑戦で彼らは目的を成し遂げられるのか。

これらの過程でキング牧師が時の大統領ジョンソンや同じ黒人活動家マルコムXと会談し、運動を推し進める様子や、キング牧師周辺が白人に脅され、妻と子供らが悩む様子なども描かれる。

予告編(日本版)


https://youtu.be/-dvVAgIV_-I

予告編(アメリカ版)


https://www.youtube.com/watch?v=x6t7vVTxaic

主題歌「グローリー」ジョン・レジェンド、コモン


https://youtu.be/KnIozPJWTPM

■関連記事

映画『セルマ』(パート1)=6月に日本公開決定~ジョン・レジェンド&コモン・受賞スピーチ全文
2015年02月25日(水)


http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11993847118.html

映画『セルマ』(パート2)=6月に日本公開決定~ジョン・レジェンド&コモン
2015年02月26日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11994214059.html

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主人公。

映画を見ての最初の感想は、キング牧師の不屈な戦いと、家族をも巻き込むさまざまなトラブルに悩む姿、そして信念に基づいた変革(チェンジ)への闘志がすごいということだった。

命がけの闘いのすさまじさを見せるキング牧師役のデヴィッド・オイェロウォの熱演が光る。

物語は、理不尽なこと、正義ではないことがあればあるほど、見る側にそうしたものへの欲求を感じさせる。この『セルマ』はまさにそれ。だがこうした理不尽な差別がほんの50年前まで実際に起こっていたことが、こうして映像として見せられると改めて魂をえぐられる。それは『大統領~』でも、『それでも夜は明ける』でも同じだ。

弱気になったキング牧師がゴスペル・シンガーのマヘリア・ジャクソンに電話して電話超しに「テイク・マイ・ハンド、プレシャス・ロード」(映画ではレデシーが演じ、歌う)を歌ってもらうシーンなどはすごくジーンときた。

キング牧師のトレードマークであるさまざまな演説は権利の関係で、直接使うことができなかったために、スピーチを研究し、キング牧師がいかにも語りそうなスピーチ原稿にまとめたという。それでもやはり、よくできたスピーチになっていて、映画に華を添えた。

僕は個人的にはウォーレス知事を演じたティム・ロスの演技があまりににくたらしくて印象に残った。

最初は小さな運動が徐々に大きなうねりとなり、変革が起きていくというその過程が描かれ、それは感動的だ。アメリカで高い評価を得たことがよく理解できる。

■サウンドトラック

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■セルマの橋が語られるオバマ大統領勝利演説(2008年11月)

「チェンジ・イズ・ゴナ・カム」から「チェンジ・ハズ・カム」へ~オバマ氏勝利演説
2008年11月08日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10161914791.html

ブラックの歴史が簡潔にまとめられた名演説中の名演説。

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映画『セルマ(邦題、グローリー/明日への行進)』は2015年6月19日(金)公開予定。

ENT>MOVIE>Selma

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映画『セルマ』(邦題、グローリー/明日への行進)を見るための参考資料 (パート2)
2015年04月26日(日)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12018362612.html


◇映画『セルマ』(邦題、グローリー/明日への行進)を見るための参考資料~1965年3月公民権運動の血塗られた日曜を描く(パート2)

【Movie “Selma” Portrays Bloody Sunday (Part 2)】

(昨日の続き)

参考。

2015年6月に公開される『セルマ(邦題、グローリー/明日への行進)』を鑑賞するにあたって、いくつかブラック・ヒストリーの基本的な知っておくと参考になることを簡単にまとめてみた。

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キング牧師。マーチン・ルーサー・キング・ジュニア (デヴィッド・オイェロウォ)

ブログ ジョン・ルイス訃報 キング牧師 ものくろ1

今作の主人公。1929年1月15日ジョージア州アトランタ生まれ。1968年4月4日、メンフィスで暗殺される。享年39。黒人公民権運動を非暴力で主導した活動家の一人。現在はキング牧師の誕生日に近い毎年1月第3週の月曜日がナショナル・ホリディ(国民の休日)になっている。

リンドン・ジョンソン大統領 (トム・ウィルキンソン)

ブログ ジョン・ルイス訃報 ジョンソン大統領

当時のアメリカ大統領。本作ではキング牧師の主張に耳を傾けるが、なかなか動きが遅い大統領を演じている。ただ、この映画での描かれ方は、事実とは違うという指摘もある。実際、大統領はもっとキング牧師に理解を示していたという。

コレッタ・キング (カルメン・イジョゴ)

ブログ ジョン・ルイス訃報 これった・キング+キング

(キング牧師夫妻、右・コレッタ)

キング牧師の妻。キング牧師の理想に理解を示すが、白人からの脅迫に恐れをなし、その狭間に悩む。

ジョージ・ウォーレス・アラバマ州知事 (ティム・ロス)

ブログ ジョン・ルイス訃報 ジョージ・ウォーレス知事

当時のアラバマ州知事。人種差別主義者として知られ、黒人の台頭にがまんがならない。

マルコムX (1925年5月19日~1965年2月21日、39歳)(ナイジェル・サッチ)

ブログ ジョン・ルイス訃報 マルコムX

キング牧師の非暴力運動と、しばしば対比され、目には目をのスタイルで黒人運動を推し進めた活動家。キング牧師と目的は同じだったが、手段が若干ちがった。ただ、この映画内ではお互いが理解している様子が描かれる。

フーヴァー(FBI長官)(ディラン・ベイカー)

ブログ ジョン・ルイス訃報 ジョン・エドガー・フーヴァー

司法省の情報収集機関FBI(連邦捜査局)のヘッド。キング牧師、マルコムXなどいわゆる反体制の人を盗聴などして監視し、動向を大統領などに報告していた。

公民権運動

1950年代から1960年代に公民権と人種差別撤廃を求めた運動。1865年に終わった南北戦争以降、奴隷制度廃止、黒人へ公民権を与え、黒人男性の参政権も認め、表面的には差別が終わったかに見えたが、実際はそうではなかった。そのために1950年代以降、公民権運動が盛り上がった。

有権者登録

国民は選挙での投票権を得るために、有権者登録をしなければならない。黒人も登録することは認められたが、実際登録窓口に行っても、あれやこれや文句をつけられ、門前払いされることが多かった。また黒人が登録に行くと、それ自体で白人から目をつけられたりすることもあり、躊躇する者もいた。そうした時代背景の中、キング牧師らは黒人にも積極的に有権者登録をするよう運動を繰り広げた。有権者登録は、公民権運動の第一歩でもあった。今作では冒頭でオプラ・ウィンフリーが演じる黒人女性アニー・リー・クーパーが有権者登録に行くが、書類不備を理由に登録が却下される様子が描かれる。

南部の人種差別~KKK

ブログ ジョン・ルイス訃報 KKK

奴隷制度、人種差別自体はすでに法律としては撤廃されていたが、1960年代中頃は依然保守的なアメリカ南部では実質的に人種差別が横行していた。白人至上主義のグループ、KKK(クー・クラックス・クラン)などが公然と運動を繰り広げ、黒人をリンチしていた。特にアラバマ州は、そんな白人至上主義のウォーレス知事が人種差別をあからさまに表していたため、アメリカ大統領も手を焼いていた。

キング暗殺

ブログ ジョン・ルイス訃報 キング暗殺

この映画では描かれていないが、非暴力で公民権運動を指導してきたキング牧師は、白人至上主義者から疎まれ、1968年4月4日、アメリカ南部テネシー州メンフィスのモーテルで暗殺される。これを機にさらに公民権運動は大きく盛り上がるようになる。本作は、そこに至るまでの一事象であるセルマからの行進を描いている。

エドモンド・ぺタス・ブリッジ Edmund Pettus Bridge

ブログ ジョン・ルイス訃報 Edmund Pettus Bridge

この「ブラッディー・サンデイ(血塗られた日曜)」事件の舞台となった橋。州間ハイウェイ(州道・国道)80号線、アラバマ州セルマのアラバマ川にかかる橋。2013年3月11日に全米国定歴史建造物に指定された。アラバマ生まれで1847年からアメリカ・メキシコ戦争に参加するなど実績をあげたぺタス准将の名前から取った。ぺタスはクー・クラックス・クランのメンバーでもあった。ただし、ぺタスが人種差別主義者であったこと、奴隷制度を支持していたことなどから近年、橋の名前を変更しようという動きがでている。

アラバマ州のエドモンド・ぺタス橋の名前をジョン・ルイスに変更しようという署名が始まりました→https://bit.ly/2CQtbmF 

マヘリア・ジャクソン (1911年10月26日~1972年1月27日)(レデシー)

ブログ ジョン・ルイス訃報 間へリアジャクソン

ゴスペル・シンガー。多くの作品を残しているゴスペル界を代表するシンガー。1950年、カーネギー・ホールの舞台に立ち歌った初めてのゴスペル・シンガー。1963年のワシントン大行進で25万人を前に歌った。キング牧師の葬儀で、ジャクソンは「テイク・マイ・ハンド、プレシャス・ロード」を歌った。

『セルマ、ロード、セルマ Selma, Lord Selma』

1999年に放送された同じ題材を描いたテレビ用映画。これは11歳の女の子シェイアン・ウェッブの目を通してこの1965年3月のブラッディー・サンデイを描いている。(約55分)

https://www.youtube.com/watch?v=Mh9p8TiNG2c&list=PL4KgXFnxakZ4_33MXYWnvK2ZsiDpD6AlL&index=13&t=0s

日本版オフィシャル
http://glory.gaga.ne.jp/


予告編


https://www.youtube.com/watch?v=x6t7vVTxaic

主題歌「グローリー」ジョン・レジェンド、コモン

https://youtu.be/KnIozPJWTPM

■公開予定劇場

2015年6月19日(金)より公開の劇場

北海道/ディノスシネマズ札幌劇場
東京都/TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ
神奈川県/TOHOシネマズららぽーと横浜、TOHOシネマズ川崎、TOHOシネマズ海老名
千葉県/TOHOシネマズ流山おおたかの森
埼玉県/ユナイテッド・シネマ浦和
愛知県/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、伏見ミリオン座
大阪府/大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズくずはモール、TOHOシネマズ鳳
京都府/TOHOシネマズ二条
兵庫県/シネ・リーブル神戸、TOHOシネマズ西宮OS
福岡県/TOHOシネマズ天神


■サウンドトラック

Selma - Music from the Motion Picture
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■セルマの橋が語られるオバマ大統領勝利演説(2008年11月)

「チェンジ・イズ・ゴナ・カム」から「チェンジ・ハズ・カム」へ~オバマ氏勝利演説
2008年11月08日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10161914791.html

■関連記事

映画『セルマ』(パート1)=6月に日本公開決定~ジョン・レジェンド&コモン・受賞スピーチ全文
2015年02月25日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11993847118.html

映画『セルマ』(パート2)=6月に日本公開決定~ジョン・レジェンド&コモン
2015年02月26日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11994214059.html

映画『セルマ(邦題、グローリー/明日への行進)』は2015年6月19日公開予定。


ENT>MOVIE>Selma


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