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【遊戯王】40#3【デッキ紹介】

はじめに

こんにちは。ぐちゃです。
今回は《大盤振舞侍》を利用した1コンボ特化デッキを紹介します。

このデッキは《大盤振舞侍》を相手に送り付け、バトルフェイズ中に「神碑」速攻魔法で《神碑の翼フギン》を特殊召喚し、自爆特攻することで7枚になるようにドローし、引き込んだ別の「神碑」速攻魔法で再び《神碑の翼フギン》を特殊召喚します。特殊召喚と自爆特攻を繰り返すことでデッキのほとんどのカードを引き込んでエクゾディアの完成を目指します。

《神碑の翼フギン》は戦闘破壊された場合にEXデッキに戻る効果を持っており、その効果にターン1がないため《神碑の翼フギン》が枯渇する問題を回避できます。

《大盤振舞侍》の送り付け

《大盤振舞侍》を相手フィールド上に送り付ける方法として「烙印」カードを採用しました。

以下の画像のように「烙印」ギミックを利用することで任意の光・闇属性モンスターを送り付けることができます。

《大盤振舞侍》が手札に来てしまった場合は画像の下側の闇属性を送り付ける方法で《神炎竜ルベリオン》の手札コストとして《大盤振舞侍》を墓地に送ることができます。

《烙印融合》は《竜魔導の守護者》および《竜魔導の守護者》をリクルートできる《召喚僧サモンプリースト》でサーチします。いずれも手札コストが必要になるモンスターですが、コンボが回り始めれば《大盤振舞侍》で手札が7枚までドローできるためむしろメリットとなります。

「神碑」カードの採用

《大盤振舞侍》に自爆特攻するモンスターとして《神碑の翼フギン》を採用しました。

冒頭でも説明した通り、《神碑の翼フギン》は「神碑」速攻魔法から簡単に特殊召喚することができ、戦闘破壊された場合EXデッキに戻るため、《大盤振舞侍》で別の「神碑」速攻魔法を引き込めれば再び特殊召喚して自爆特攻することができます。

「神碑」速攻魔法にはデメリットとして次の自分のバトルフェイズがスキップされてしまいますが、コンボを行うターンのバトルフェイズ中に発動すればコンボしているターンはデメリットを気にせずに発動することができます。

「神碑」カードを採用した理由はもう一つあります。それは《大盤振舞侍》を相手の場に送り付ける《分かつ烙印》の発動コストに融合モンスターが必要で、そのコストとして利用することもできるからです。先ほどの光・闇属性のモンスターを送り付ける方法だと《ヴァレルロード・F・ドラゴン》または《氷剣竜ミラジェイド》がフィールドに残るのですが、相手によっては突破されてしまいます。そうなると《分かつ烙印》の発動コストを別で用意する必要が出てきます。

「神碑」速攻魔法であれば1枚からコストを確保することができます。そのぶん自爆特攻するモンスターが用意できなくなってしまいますが、別の「神碑」速攻魔法を発動したり召喚権を使って自爆特攻するモンスターを確保することができます。

【神碑】は相手のデッキを除外するテーマなので嫌われがちですが、このデッキでは《神碑の翼フギン》しか使わないので気兼ねなく使うことができます。

バトルフェイズ中に発動するカード

これでコンボを始めればデッキのカードをすべてドローできる………訳ではありません。

《大盤振舞侍》の効果は「7枚になるようにドローする」のため、手札が残っていればいるほどドローできる枚数が少なくなります。

そのため、ドローできる枚数を増やすためには自分のバトルフェイズ中に手札を減らす手段を採用する必要があります。

まず筆頭に挙がるのが速攻魔法です。
発動するだけで手札が1枚減るうえに手札コストや手札から特殊召喚する効果を持って入ればさらに手札を減らすことができます。

このデッキでは手札からモンスターを通常召喚する《ライバル・アライバル》、手札を捨ててデッキから《ピュアリィ》を特殊召喚する《ピュアリィ・プリティメモリー》、手札コストを払い魔法罠カードを破壊する《ツインツイスター》を採用しています。

「ピュアリィ」速攻魔法でも《ピュアリィ・プリティメモリー》はライフを回復できるため、自爆特攻を繰り返すこのデッキではかなり重要な役割を持ちます。《ピュアリィ》が特殊召喚できない場合もライフを回復する効果だけ使用することができる点も優秀です。

《ツインツイスター》は相手の場に魔法罠カードがなくても自分のカードを破壊できるため、自分の速攻魔法にチェーンして発動し、その自分の速攻魔法を対象にすることができます。

速攻魔法以外にはバトルフェイズに特殊召喚できるモンスターを採用しています。自爆特攻するため以外にもメインフェイズ2にリンク召喚するための素材としても利用します。

ドローした時に特殊召喚でき、エクゾディアパーツをリクルートできる《占い魔女 ヒカリちゃん》、戦闘ダメージに反応して特殊召喚しライフを回復できる《BK ベイル》、戦闘効果破壊に反応して特殊召喚して手札からさらにモンスターを特殊召喚できる《クロノグラフ・マジシャン》を採用しました。

エクゾディアを揃えるカード

これでもまだエクゾディアを揃えるのはできません。なぜならエクゾディアが手札に溜まっていけばいくほど《大盤振舞侍》でドローできる枚数が少なくなるからです。

そのため、手札コストのある速攻魔法やリクルートできる《占い魔女 ヒカリちゃん》などを利用し、一旦エクゾディアパーツを墓地に送ってあとから回収する方法を取ることにしました。

墓地から回収する方法は《補充要員》《ファイアウォール・ドラゴン》にしました。

《補充要員》自体を手札コストに充てた場合は《ファイアウォール・ドラゴン》の代わりに《トロイメア・グリフォン》をリンク召喚し、墓地からセットして発動します。

コンボが決まってもエクゾディアパーツがデッキに残ったままになった場合は《永遠の淑女 ベアトリーチェ》で直接墓地に送ったり、《暗影の闇霊使いダルク》でサーチを狙ったりします。

《永遠の淑女 ベアトリーチェ》は《クロノグラフ・マジシャン》と《深淵の獣マグナムート》の2体でエクシーズ召喚します。

《深淵の獣マグナムート》の採用理由はバトルフェイズ中に特殊召喚できるモンスターであることは前提として、《竜魔導の守護者》をサーチできるため初動札を引けなかったときの準初動札として利用ができます。

その他採用したカード

これでデッキを回すためのカードは一通り説明しましたので、デッキの残りを埋めるカードを説明します。

《ジュラゲド》

バトルフェイズ中に特殊召喚できるモンスターですが、打点が高いため自爆特攻するモンスターとしては不向きです。このモンスターの役割はライフ回復と《S:Pリトルナイト》の戦闘突破にあります。

このデッキで最も致命的な点は《大盤振舞侍》を相手の場から離れることです。特に《S:Pリトルナイト》は遭遇率が高く1枚にこのデッキを崩されかねないため採用しています。

同じ《S:Pリトルナイト》対策として《禁じられた聖杯》も採用しています。

《リロード》

初動札を引ける確率を増やすことができ、バトルフェイズ中に発動すれば手札を減らすこともできます。

《バグロード》

2枚目の《ライバルアライバル》です。昔のカードなので効果が分かりづらいですが、お互いに自身のフィールド上に存在するレベル4以下のモンスターと同じレベルのモンスターを手札から特殊召喚できます。相手の場に《大盤振舞侍》を送り付けているため条件を満たすことができます。

《エクストラゲート》

宣言したレベルのモンスターが相手のエクストラデッキにあればそのモンスターを除外し、なければ自分の手札を捨てるカードです。何かをメタるためではなく、自分の手札を捨てるために利用します。

《ツインツイスター》と同じような役割になりますが、こちらはほぼ無条件で手札を捨てることができる速攻魔法として採用しました。

また、効果で手札を捨てることのできる速攻魔法のため、《ピュアリィ・プリティメモリー》と合わせて《暗黒界の導師 セルリ》を捨ててさらに自分の手札を捨てるコンボの名残として入っています。

おわりに

デッキ名の【40#3】はエクゾディアの英語名と《大盤振舞侍》の英語名をかけたものになります。

エクゾディア→Forbidden One(ForbiddenはHTTPステータスコード403)
大盤振舞侍→Sasuke Samurai #3

このデッキは1コンボに特化しすぎているため一度瓦解すると立て直しができないうえにソリティア要素が強いため、オフ会で使うにしても終了まで残り僅かになった際に使うようにしています。

このデッキ紹介が少しでもデッキ構築の一助になれば幸いです。
それではまた別の記事でお会いしましょう!

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