見出し画像

Netflix「めちゃくちゃ恋するハンターズ」を観た感想

最近Netflixドラマ「めちゃくちゃ恋するハンターズ」シーズン1を完走しました。ティーン物の映画やドラマは昔から好きで、少しでも興味を持ったものは必ず見るのですが、今作は思った以上に面白く、サクサクとあっという間に見終わってしまいました。




「めちゃくちゃ恋するハンターズ」の原題は「Teenage Bounty Hunters」
アメリカ南部アトランタに住む、クリスチャン学校に通う双子の"お嬢様"たちが偶然出会った犯罪者をうまく捕まえたことをきっかけにバウンティーハンターになるというお話。

(※バウンティーハンターとは
犯罪者や逃亡者を逮捕することで報酬を得る人のこと)

「めちゃくちゃ恋するハンターズ」というタイトルと、この説明文ではなかなかこの作品の面白さは伝わらないかもしれません(笑)
この作品の面白さはとてもイマドキなドラマな感じがして好きなんです。





私が昔見ていた女性が主人公のコメディは「冴えない女の子がイケメンに恋する物語」や、「親友と思ってた男の子との関係が恋に発展」したりするものが多めでした。スクールカーストもはっきりとして、それぞれのグループでの戦いが多いかった気がします。オタクはアジア人。嫌な女の子やバカな女の子はブロンド。モテる男はアメフト部。お嬢様はお堅い子。そのようなレッテルが貼られていましたが、最近はそうゆう作品も無くなってきているように思えます。最近で言うと映画「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」のような昔のレッテルを壊す作品。女性たちが主人公の笑えるおバカティーン映画はとてもイマドキだなあと思うのです。

「めちゃくちゃ恋するハンターズ」も「ブックスマート」同様、女性が主役の笑えるコメディなんです。



主人公の双子ちゃんスターリングとブレアは双子と言っても性格は少し違います。スターリングはちょっとおバカで抜けているが何故か射撃だけは得意というギャップがある面白い子。ブレアは思ったことをすぐに行動に出してしまうどちらかというとワイルド派なロック好き女子。

(左:ブレア 右:スターリング)


二人ともクリスチャンファミリーの育ったため神様を強く信じているのでセックスをしてしまったことにすごく動揺してしまったり、悪いことするのにも聖書の言葉を引用して言い訳を作ったりします。そしてバウンティーハンターのやり方を教えてくれるボス、バウザーはアフリカ系アメリカ人のため、いわゆる“お金持ちの白人“が集まるクラブには入りづらいことから、その界隈のコネクションがあるスターリングとブレアを使って侵入させたりします。


アメリカの中でも人種差別が激しかった南部で育ってきたお爺ちゃんと、マイノリティーグループをサポートする10代の女の子。白人コミュニティがはっきりある大人たちと女子高生達の温度差をゆるくジョークにしています。




シーズン1後半につれ、新しい展開になりエンタメ性もあり。シーズン2もあるであろう終わり方なので、またリリースされるのが楽しみです。そして何より双子ちゃん役の二人が可愛い!


コメディ好きな方はぜひ、チェックしてみてね。予告編はこちら。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?