Fountain(泉)と名づけたアーミッシュキルトです。中心から色が回りにあふれ出るように涌く泉のように見えてほしいと願って名づけました。
このデザインはずっと昔の暮らしの手帳に出ていました。
パッチワークを始めたばかりの頃にみつけていつか作ってみたいとずっとおいていて何年か後に作りました。
私が作ったキルトの中でもてこずったキルトです。
半年くらい悪戦苦闘しました。
最初にてこずったのが中のカラフルな色の配色でした。暮らしの手帳にも色は書いてあったのですが、そのとおりの持ち合わせがなく、持っている布をああでもないこうでもないとトランプのように並べては考える日が何日も続きました。正方形の縫い合わせはそれほどむずかしくありませんが
ボーダー(ふちのネイビーブルーのところ)に何色を持ってくるかでまた悩み、最後はやけくそのようにこのネイビーにしてしまいました。
キルティングをするためには布にチャコペンでせんを引かなくてはいけませんが、ネイビーと黒の地にフェザー(羽)の曲線のキルティングラインを写す作業は下から光を当ててマジックで書いた線を写すというしんきくさい作業で、今でしたら、プラスティックの型紙とかもあるのですが、そういうものも持っていなかったので、苦労しながらせんを引いていきました。
でも6ヶ月の苦心惨憺の末にできたキルトは私の宝物のひとつになりました。
ここが中心部です。色があふれるように見えてくれればいいのですが・・・
こんな風に部屋に飾っています。季節を問わないデザインだと思っているので、飾るものがないときには登場します。
私が苦労したフェザーのキルティングが見えるでしょうか?キルティングはアーミッシュの伝統に従ってすべて黒の糸でキルティングしています。
私のキルト見ていただいてありがとうございました。
パッチワークをしない方にはわかりにくい説明を長々と書いて申し訳ありませんでした。
アーミッシュキルトはこれでおしまいです。また小物や春向きのキルトが少しだけあるので時々載せていくつもりです。見ていただけたらうれしいです。
(今から外出しますので、早いですけどパッチワークUPします。お返事は夕方以降になります。よろしくお願いします。)