大阪府自動車整備振興会（山本昇会長）が、日本自動車整備振興会連合会の公式キャラクター「てんけんくん」の着ぐるみをリニューアルした。イベントなどで親しみやすいよう、大きな瞳と愛らしい笑顔を強調したデザインに仕上げた。

今年度は新型コロナウイルス感染症の影響からイベントなどの自粛が続くが、自動車の点検整備の啓発活動などで活用していく考えだ。

これまで使用していた着ぐるみは制作から約１５年が経過し、傷みも見られることからリニューアルした。新しい着ぐるみはイベントスケジュールが過密になることや、メンテナンスなどを考慮して２体制作した。布地を薄手のものにしたほか、ファンを内蔵することで使い勝手も高めた。

てんけんくんは日整連の点検整備促進の公式キャラクターで、大整振のイベントなどではファミリー客を中心に人気を集めるなど認知度も向上している。着ぐるみのリニューアルで自動車整備の重要性の効果的なアピールに弾みをつけたい考えだ。

日刊自動車新聞8月25日掲載