警察署協議会の活性化向け議論 静岡県警本部で代表者会議

 警察行政に地域の声を反映させるため静岡県内28署に設けている警察署協議会の代表者会議が9日、静岡県警本部であった。4年ぶりの対面開催。警察と住民の連携強化の重要性を確認し、犯罪抑止や事故防止、協議会の活性化に向けて最新の活動事例などを共有した。

4年ぶりに対面で開かれた警察署協議会代表者会議=9日午後、県警本部
4年ぶりに対面で開かれた警察署協議会代表者会議=9日午後、県警本部

 稲田精治県公安委員長は「協議会の活発な活動や役割が理解されることで、地域住民の声が委員に幅広く集約される。好循環を生むためにも協議会活動の積極的なPRが重要」と呼びかけ、活発な意見交換を期待した。大原光博県警本部長も「委員の意見や提言は地域の声そのもので、業務運営に欠かせない。生の声を届けてほしい」と求めた。
 代表者28人は4班に分かれ、協議会が果たすべき役割や情報発信のあり方を討議した。富士署協議会は、自転車乗車時のヘルメット着用推進施策で富士市に行った要望活動を紹介した。

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