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「超美形」というわけではないけれど、その抜群の演技力と、とろんとしたセクシーな目元に、いつの間にかハマってしまう不思議な俳優、ライアン・ゴズリング。
これまで幅広い役どころで観客を魅了してきた彼が、11月12日（現地時間）、めでたく40歳に！
そこで誕生日を祝して、ライアン特有の色気を満喫できる、おすすめ映画をピックアップしてみました。これらの作品を観たら、彼の魅力に改めて溺れてしまうはず♡
『きみに読む物語』（2004）
スターとしてブレイクするきっかけとなった本作で、レイチェル・マクアダムス演じるアリーを一途に愛する男、ノア役を演じ、世界中の女子たちを虜にしたライアン。
アリーに向ける眼差しや、彼女に触れるときの指先ひとつひとつに愛情を漂わせる演技が秀逸で、彼の一挙一動に胸キュンせずにはいられない！
特に伝説級とも言えるのが、後半の2人の再会シーン。恋に破れてボロボロになったノアが、雨の中でずぶ濡れになりながらアリーと熱烈なキスを交わし、そのままベッドへとダイブするシークエンスに、思わず「キャ～♡」と声を上げてしまった女子も多いはず。
ライアンの色気を存分に堪能できるのはもちろん、恋愛映画としても、何度観ても感動する名作です。
『ブルーバレンタイン』（2010）
一組のカップルの愛の芽生えから終焉までを、“過去”と“現在”を対比させながら描き出す恋愛映画。ライアンとミシェル・ウィリアムズ演じる倦怠期の夫婦の“現在”があまりにも不穏で痛々しく、だからこそ彼らが愛し合っていた“過去”が一層きらめいて見えるという、そのリアルな描写に胸がヒリヒリと痛む作品です。
ライアン演じるディーンは、ガチで増量＆脱毛するという本気度で挑んだ“現在”の姿が衝撃的な分、明るくてチャーミングでイケメンだった“過去”の姿の輝きがハンパない！ レイティングがR15＋に変更になったものの、当初はNC-17（17歳以下は鑑賞禁止）に指定されていたという、主演2人の体を張ったベッドシーンも大きな話題を呼びました。
ラブストーリーとしても、ライアンの魅力と演技力に浸る作品としても間違いなく傑作なのですが、観たあとは引きずること必至なので、覚悟してご覧あれ。
『ラブ・アゲイン』（2011）
十代、二十代、四十代と、異なる世代の恋愛をハートウォーミングに描いた本作で、妻に離婚を迫られ落ち込む主人公のキャル（スティーヴ・カレル）に、女性の口説き方を指南するチャラ男のジェイコブを演じたライアン。
センス抜群のファッションでビシっときめたライアンは、登場した瞬間からひたすらかっこよく、女たらしという役どころの彼が法科学生のハンナ（エマ・ストーン）に本気で恋をし、真面目な男へと変わっていく展開にも胸キュン♡
そしてライアンのセクシーさがMAXに発揮されるのが、ハンナと初めて迎える夜のシーン。予告編のラストにもあるように、シャツを脱いだ瞬間に現れる彫刻のような8パック（！）は、眼福すぎて何度もリピートしたくなるほど（笑）。
重たいシーンも一切なく、ライトな感覚で楽しめる本作。ポップコーンを片手に、ライアンの美ボディを存分に堪能してください。
『ドライヴ』（2011）
本作でライアンが演じたのは、卓越したドライビング技術を持ち、昼は車の修理工兼スタントマン、そして夜は強盗団の“逃がし屋”として生計を立てている寡黙で孤独な男。
そんな彼が同じアパートの住人であるアイリーン（キャリー・マリガン）に恋をしたことで、どんどん危険な状況に巻き込まれていくというサスペンスフルな展開なのですが、作品の主軸となっているのはあくまで「愛」。
最小限しか話さない男という設定のため、目や表情の繊細な動きで、アイリーンへの愛情を表現するライアンの演技力に脱帽すると同時に、“無口だからこそ漂う色気”にガツンとやられる一作でもあります。
車を修理するガテン系のライアン、ハンドルを握るとキレッキレになるライアン、アイリーンにだけは優しい顔を見せるライアン…色んなライアンに萌えながら、練りに練られた無駄の無い脚本で、ラストの一瞬までハラハラドキドキできる珠玉のエンタテインメント！
『L.A. ギャング ストーリー』（2013）
普段は“クセのある色男”を演じることが多いライアンですが、本作で演じるのは“ベタな色男”（←褒めてます）。
1950年代のロサンゼルスを舞台に、ギャングを撲滅するため立ち上がった警察官たちの命懸けの戦いを描いた本作で、ライアン演じるジェリーはギャングのボス、コーエン（ショーン・ペン）の寵愛を受ける女性グレイス（エマ・ストーン）と恋に落ちるという設定。
口が達者で一見不真面目そうながら、実はめちゃくちゃ熱いハートを持つジェリーの魅力にどんどん引き込まれ、観ている間もジェリーの登場シーンが待ち遠しくなるほどかっこいい♡ 特に「去ったと見せかけて、戻ってきてチュー」という少女漫画的テクニックを披露する場面では、そのセクシーさに完全にノックアウトされてしまいます。
『ラブ・アゲイン』に続き、本作で再共演を果たしたエマ・ストーンとは、2016年に公開された『ラ・ラ・ランド』でも息の合った演技を見せ、アカデミー賞を賑わせたのは皆さんご存知の通り。
40歳になり、ますます色香を増す年代に突入したライアンが、今後どんなキャラクターを演じてくれるのか――その活躍ぶりから、一時も目が離せません！
