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空港[飛行場]

空港・飛行場情報

空港とは/ホームメイト

空港とは

毎日多くの飛行機が発着する、空港。世界各国の主要な都市にあるのはもちろん、様々な都市に設置されており、その都市や国の玄関口となっています。空港そのものも観光地化し、飛行機の待ち時間に楽しめる他、飛行機に乗らなくても楽しめる空港が増えました。こちらでは、国内外の空港について、旅行で役立つ情報などをご紹介します。

1.空港とは

空港とは

空港はその名の通り、空にある港のような機能を持つところで、毎日数多くの旅客機や貨物機といった民間航空機が離着陸しています。飛行機の路線には国内線と国際線があり、国際線に搭乗するにはパスポートが必要です。こちらでは、国内線・国際線について、日本国内や海外の空港についてお話し致します。

1-1.日本の空港一覧

日本の空港一覧

国内線は、ひとつの国の都市と都市を結ぶ航空路線のことで、出入国管理や税関検査などを行なう必要がなく、パスポートも不要です。国際線は2ヵ国以上の都市を結ぶ路線で、各検査やパスポートが必要。検査の違いがあるため、多くの空港で国内線と国際線のターミナルや搭乗口が分けられています。国際線はすべての空港に設置されているわけではありません。こちらでは、定期便のある全国の空港をご覧頂けます。※国際線がある空港は赤字で表示してあります。

四国地方の空港
愛媛県の空港 香川県の空港
・松山空港 ・高松空港
徳島県の空港 高知県の空港
・徳島飛行場(徳島空港、徳島阿波おどり空港) ・高知空港(高知龍馬空港)

1-2.主な空港

主な空港

日本にはたくさんの空港があり、多くの空港で国際線が就航しています。その多くが中国や台湾、韓国行きといったアジア路線や、グアム行きといったオセアニア路線。他にも北米やヨーロッパ路線などがありますが、かつての空港整備法において「第一種空港」に指定された空港は、成田国際空港、東京国際空港、中部国際空港、関西国際空港の4つ。どの空港も正式名称の中に「国際空港」が入っています。

この他に、大阪国際空港もその名の通りかつてはたくさんの国際便が就航していましたが、現在国際線の機能は完全に関西国際空港に移行しており、国際空港と名前に付くにもかかわらず国内線があるのみとなっている点が興味深いですね。
こちらでは、成田国際空港、東京国際空港、中部国際空港、関西国際空港それぞれの概要と特徴をご紹介致します。

成田国際空港

成田国際空港

成田国際空港は、1978年(昭和53年)に開港し、日本国内で国際線の利用が一番多い空港。アジアをはじめ、中近東、北米、中南米、ヨーロッパ、オセアニア・太平洋、アフリカと、世界中の都市と繋がっています。「成田空港」や「成田」と呼ばれることが多い。

東京国際空港

東京国際空港

東京国際空港は、1931年(昭和6年)に開港した日本で一番利用者数が多い、日本最大の空港。国内の多くの空港に繋がっているのはもちろん、アジア、中近東、北米、ヨーロッパ、オセアニア・太平洋と世界にも繋がっています。通称は「羽田空港」もしくは「羽田」。

関西国際空港

関西国際空港

関西国際空港は、大阪府に1994年(平成6年)に開港。世界で初めての、すべてが人工島からなる海上空港で、日本初の旅客・航空貨物の両方で24時間運用を行なった空港です。国内線・国際線共に日本で3番目に利用者数が多い、西日本を代表する空港。「関空」や空港コードから「キックス(KIX)」の愛称で呼ばれています。

中部国際空港

中部国際空港

中部国際空港は、愛知県常滑市に位置し、24時間運用可能な国際空港。空港施設・スタッフ等のサービス提供レベルが世界最高水準の「5スターエアポート」のひとつに認定されています。一般公募の中から選ばれた「セントレア」という愛称で親しまれており、本格的な展望風呂を楽しめることで有名。

1-3.世界の空港

世界の空港

これまで日本の空港をご紹介致しましたが、世界にはどんな空港があるのでしょうか。「世界で最も忙しい空港」と言われるのは、アメリカ合衆国のジョージア州にあるハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港で、なんと年間1億人を超える人々が利用している空港なのです。アトランタ国際空港は、世界最大の航空会社であるデルタ航空のハブ空港(※1)。そこから国内・国外へと乗り換える乗客がとても多いのです。

また、「世界で最も国際線の旅客数が多い」と言われている空港は、アラブ首長国連邦・ドバイにあるドバイ国際空港。ドバイという位置柄、様々な国にアクセスしやすく、「世界で最も良い航空会社ランキング」の上位に毎回入るエミレーツ航空のハブ空港(※1)であるのが国際線の旅客数が多い理由と言えるでしょう。
このように、世界には様々な空港があり、それぞれ特色があります。こちらでは、日本人が訪れる機会が多いアジアとヨーロッパの空港についてご紹介しましょう。

※1 ハブ空港・・・航空会社の路線が集まっている空港・乗り継ぎの中心地となっている空港

アジア

アジア

アジアの国々は日本人にとって気軽に旅行できる場所であり、海外旅行先として最も人気。こちらではそんな訪れる機会が多い、人気のアジアの都市・空港をご紹介致します。

アジアで1番、世界でも2番目に忙しい空港は、中華人民共和国北京市にある北京首都国際空港で、中国国際航空のハブ空港となっています。この空港はとても広いので、時間に余裕を持って行動をしましょう。

日本から一番気軽に、安く行けるのはお隣の国の韓国ではないでしょうか。韓国の首都、ソウルに訪れるには仁川(インチョン)国際空港、第2の観光都市・釜山(プサン)へ訪れるのならば金海(キメ)国際空港、美しい島・済州(チェジュ)島に行くのならば済州(チェジュ)国際空港を利用するのが便利です。

韓国に次いで身近な国である台湾へ旅行するには、多くの日本発着便がある台湾桃園(タイワントウエン)国際空港と、市街地にありアクセスが大変便利な台北松山(タイペイソンシャン)空港があります。

リゾート都市や英語留学先として人気のフィリピン・セブ島に行くには、セブ市に隣接する小島にあるマクタン・セブ国際空港が便利。首都マニラにあるニノイ・アキノ国際空港に次ぐフィリピン第2の空港です。

100万ドルの夜景で有名な国際都市、香港にある空港は、香港国際空港。貨物取扱量においては世界第1位という規模の空港です。

ここまでいくつかアジアの空港をご紹介しましたが、実はアジア最大の広さを誇るのは、マレーシアの首都クアラルンプールにあるクアラルンプール国際空港で、なんと成田空港の10倍もの広さがあります。近代都市でありながらどこかエキゾチックな雰囲気もあるクアラルンプール。マレーシアは公用語が英語で、世界から人気を集める国際都市です。

ヨーロッパ

ヨーロッパ

日本からは遠いですが、アジアとはまったく異なる魅力があるヨーロッパ。ヨーロッパのメインの空港と都市をご紹介致します。
世界観光ランキングで毎回1位となる国はフランス。美しい芸術、歴史、伝統を楽しめ、食べ物もおいしいフランスのメインとなる空の玄関口は、首都・パリにあるパリ=シャルル・ド・ゴール空港で、ヨーロッパ最大級の規模を誇ります。この空港の名は、フランス第18代大統領のシャルル・ド・ゴールにちなんで付けられました。

パリ=シャルル・ド・ゴール空港と並ぶ規模なのが、ドイツのフランクフルト・アム・マインにあるフランクフルト国際空港です。ドイツと言えばサッカーやビール、ソーセージをイメージしますが、日本の屋台などでおなじみのフランクフルトは、その名の通りフランクフルト・アム・マインで生まれました。

ヨーロッパ最大の空港は、伝統とモダンが合わさった都市、イギリス・ロンドンにあるロンドン・ヒースロー空港です。ロンドンは毎年多くの観光客が訪れる人気都市ですが、実はロンドン観光に便利な空港は5つもあります。やはり一番大きな空港はロンドン・ヒースロー空港ですが、他のヨーロッパ諸国からロンドンに行く場合は、ロンドン・ガトウィック空港やロンドン・シティ空港、そしてロンドンにあるわけではありませんが主にLCC(格安航空会社)が就航しロンドンの玄関口となっている、ロンドン・スタンステッド空港とロンドン・ルートン空港も便利です。

日本からは多くのヨーロッパ直行便がありますが、その多くが成田国際空港からの便で、他の都市から行く場合は一度国内線で成田国際空港に行き直行便に乗るか、海外で乗り継ぎをすることになります。ヨーロッパ旅行の際、乗り継ぎに便利なのがフィンランドのヴァンターにあるヘルシンキ・ヴァンター国際空港です。ヘルシンキ国際空港は、日本と欧州を結ぶ最短飛行距離の空港で、乗り継ぎ所要時間も短く、大変便利な空港として多くの日本人観光客に利用されています。乗り継ぎ時間が短くて大丈夫なのかと不安になりますが、ヘルシンキ国際空港はコンパクトな造りになっていて分かりやすいので、乗り継ぎ時間が短くても安心です。

1-4.空港コードとは

空港コードとは

世界中にある空港のすべてには、国際航空運送協会(IATA)や国際民間航空機関(ICAO)によって定められた空港コードというものがあります。IATAが定めるものはアルファベット3文字によるコード。ICOAは英数字4文字のコードを使います。

IATAが定めるスリーレター・コードは、空港コードの他にも都市コードがあります。スリーレター・コードは航空券や荷物のタグに書かれているので、目にする機会は多いのではないではないでしょうか。都市コードは、東京はTYO、名古屋はNGO、ロンドンはLON、ニューヨークはNYCといったように、ぱっと見ても分かりやすいものになっています。

空港コードは、東京国際空港(羽田空港)は「HND」、成田国際空港は「NRT」、ロンドン・ヒースロー空港は「LHR」、ニューヨークのジョン・エフ・ケネディ国際空港は「JFK」と、比較的空港を連想しやすいものになっていますが、旧市名や空軍基地名が使われていて連想ができないものも存在します。

2.空港での手続き

空港での手続き

空港での手続きには、チェックインやセキュリティチェック、乗り継ぎなどがあります。他にも、ショッピングや食事を楽しんだり、両替をしたりすることも可能。初めて空港に行くといろいろと迷うことがあるのではないでしょうか。こちらでは、空港での手続きなどについて触れたいと思います。

2-1.チェックイン(搭乗手続き)

チェックイン(搭乗手続き)

まず空港に着いたらすることは、チェックイン=搭乗手続きです。チェックインは、空港に設置された自動チェックイン機やチェックインカウンターですることができます。

チェックインカウンターにはたくさんの人が並んでいることが多いため、早めに空港に着いておく必要があります。国内線の場合は、出発時刻の20~30分前までにチェックインをしなくてはなりません。国際線の場合は、60分前までにチェックインをしなければならないところが多いです。

また、自宅などから事前にパソコンやスマートフォンを使ってオンラインチェックイン(またはWebチェックイン)をすることもでき、これをすると当日空港でチェックインをする必要はありません。オンラインチェックインは、24~72時間前からできるところが多いので、当日余裕を持つためにもオンラインチェックインを済ましておくと良いでしょう。預け荷物がない場合には、オンラインチェックインを事前にして搭乗券を印刷しておけば、そのままゲートに行くことができます。預け荷物がある場合にもオンラインチェックインをしておくと、手荷物預け専用カウンター(Baggage Drop)に並べば良いので、チェックインカウンターの長い列に並ぶ必要がありません。また自動手荷物預け機が導入されているところもあります。

2-2.セキュリティチェック(保安検査)

セキュリティチェック(保安検査)

搭乗手続きのあとは、セキュリティチェック(保安検査)を受けますが、セキュリティチェックとは一体何なのでしょうか。セキュリティチェックでは、手荷物検査・ボディチェックを受けます。身に付けている鍵や小銭といった金属類、ノートパソコンやスマホ、音楽プレーヤーなどの電子機器類、ペットボトルなどの液体物は鞄から出してトレーの上に。

またコートやジャケットなどを着ている場合にも、脱いでトレーの上に置きましょう。ベルトも外します。ピアスやネックレスは通常は大丈夫ですが、かなり大きなものやたくさん着けている場合には外した方が良いでしょう。金属類を外したら金属探知機をくぐり、荷物はX線に通します。また、ブーツや厚底の靴を履いている場合には脱ぐように言われることも。

国際線の場合は、液体物の持ち込みに制限があるため注意が必要です。100ml(g)以下の容器に入った液体類を、容量が1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋(縦横の辺の合計が40cm以内)に入れて、手荷物から出して検査を受ける必要があります。シャンプーや歯磨き粉、ヘアワックスなども液体物になるので気を付けましょう。

2-3.出国審査(パスポートコントロール)

出国審査(パスポートコントロール)

国際線利用の場合は、セキュリティチェックが終わったら、次に出国審査です。係員にパスポートと搭乗券を提示しますが、このときパスポートのカバーは透明であっても外す必要があります。また、自動化ゲートもあり、パスポートと指紋を照合することによって出国手続きをすることができるので、混んでいるときにもスムーズに通過可能。

しかし、ここでひとつ注意点があり、自動化ゲートを使うと出国スタンプは押してもらえません。海外旅行傷害保険の保険金を請求するときにスタンプが必要になることもあるので、きちんと事前に確認しておいた方が良いでしょう。

また旅行の思い出にスタンプが欲しいという方もいらっしゃると思います。自動化ゲートを利用してスタンプが欲しい場合は、自動化ゲートの先にいる職員や事務所にいる職員にスタンプを押してほしいことを伝えれば、スタンプを押してもらえるのでご安心下さい。

2-4.両替

両替

海外旅行に行く場合、現地通貨が必要になります。日本の空港で両替することもできますし、現地の空港でも可能です。もちろん空港だけでなく、銀行や街にある両替所などでも両替することができますが、空港だと待ち時間に両替することができるので便利です。しかし一般的に、空港はあまりレートが良くないと言われており、大金を持ち歩くのも良くないので、まずは必要最低限のお金だけを空港で両替するのが良いでしょう。

アメリカやヨーロッパはカード社会と言われており、あまり現金を持ち歩く必要がなく、チップの支払いもカードですることができます。しかし、もちろん行く国や場所によって事情は変わってきますので事前に調べておきましょう。両替をするよりクレジットカードで支払ったり、ATMで現地通貨をキャッシングしたりする方が良い場合があります。両替した現金とクレジットカードやデビットカードを上手く併用するのが良いかもしれません。

3.空港あれこれ

空港あれこれ

こちらの空港あれこれでは、「空港のラウンジってよく聞くけど何なのか分からない。どうしたら使えるの?」、「いろいろな国の人とかかわる空港で働きたいけど、どんな仕事があるの?」、「空港まで何で行くのが一番良いの?」といった空港に関する様々な疑問を解消していきます。

3-1.ラウンジ

ラウンジ

ラウンジとは、飛行機に乗るまでの間ドリンクを飲んだりしながらゆっくりと過ごすことができる、「その日飛行機に乗る人が利用できる特別待合室」のことです。空港ラウンジには大きく分けて2種類あり、航空会社のラウンジ(エアラインラウンジ)とカードラウンジ(エアポートラウンジ)があります。

エアラインラウンジは、JAL(日本航空)やANA(全日空)といった航空会社がその航空会社を利用する人向けに提供しているラウンジで、ソフトドリンクやアルコール類が飲み放題であったり、食事をすることができたり、さらにシャワーも浴びることができるラウンジも。また、搭乗口付近にあることが多く、全体的にカードラウンジより落ち着いており高級感があります。ただし、その航空会社を利用する人全員が利用できるわけではなく、ビジネスクラスやファーストクラスの搭乗券を持っている人や、上級会員の人、そして一部のプレミアムエコノミークラスが利用できるラウンジです。エコノミークラスでも、事前予約すれば使用できるところもあります。

カードラウンジは、基本的に指定会社のゴールドカード以上のカードを持っている人が利用できるラウンジですが、カードを持っていなくても当日お金を払えば入ることができます。フリーソフトドリンクはありますが、アルコール類は有料の場合が多く、食事も簡単なものがあるだけや有料の場合が多いです。また、搭乗口から遠い位置にあることや、制限区域外にあることが多く、搭乗時間ぎりぎりまでゆっくりとすることはできません。また入場条件も比較的緩いため、混雑していることが多いです。

3-2.空港で働く

空港で働く

飛行機の仕事と言ったらイメージするのは客室乗務員(CA、キャビンアテンダント)やパイロットですが、それ以外に空港で働くには一体どんな仕事があるのでしょうか。空港で働く仕事は、大きく分けて利用客と直接かかわる仕事と、利用客と直接かかわることはない、飛行機運航にかかわる裏方の仕事があります。こちらでは、その2つの代表的な仕事をご紹介。まず前提として、空港で働く以上、ほとんどの場合が早朝から深夜のシフト制で働くことになるでしょう。

利用客と直接かかわる仕事

グランドスタッフ(地上勤務職員)
グランドスタッフ(地上勤務職員)

グランドスタッフまたは地上勤務職員は、空港で利用客に対しサービスを提供する仕事。航空会社が採用を行なうケースももちろんありますが、派遣会社に登録して働くというケースなども多いです。主な仕事はチェックインカウンターで行なう搭乗手続きで、搭乗券を発券したり受託荷物を預かったりするなど。また、搭乗する際にゲートで搭乗券を確認する作業等も行ないます。搭乗手続きやゲート業務の際に日々外国の利用客と英語で会話したり、アナウンスを英語で行なったりするので、グランドスタッフは英語力が必要となるでしょう。

日系のグランドスタッフに求められる英語力として、英語検定2級またはTOEIC550点以上が一般的。正社員の大卒初任給は約17万円、契約社員などの場合は時給1,000円~というところが多いようです。

空港保安検査員
空港保安検査員

空港保安検査員は、セキュリティチェック(保安検査)の際に荷物検査や身体検査を行なう仕事で、民間の警備会社に務めることになります。危険物を飛行機内に持ち込むことを防ぐとても重要な業務です。

英語力は問われませんが、英語力があれば活かすことができるでしょう。給料は約17万円が相場です。

入国審査官
入国審査官

入国審査官は、法務省に所属する国家公務員なので、まずは国家公務員一般職または総合職の採用試験に合格しなければなりません。合格後に地方入国管理局の面接を受けて入国管理局職員として採用され、法務事務官として数年間業務経験を経たあとに入国審査官として働くことができます。

国家公務員なので、給与は行政職俸給表(一)(※)が反映され、大卒の初任給は約20万円です。

※行政職俸給表・・・法律によって定められている、一般的な行政事務に従事する職員に適用される、基本給が掲載されている表のこと。

空港インフォメーションスタッフ
空港インフォメーションスタッフ

空港インフォメーションスタッフになるには、その空港のグループ会社で働くか、派遣会社に登録して働くケースが多いです。トイレの場所といった空港設備に関してやフライトの情報、電車の情報など多くのことを様々な国の利用客から聞かれるので、英語や韓国語・中国語が日常会話以上できることが求められると言われています。

給料は時給にして1,000円~、月給で15~17万円程というところが多いようです。

空港販売店スタッフ
空港販売店スタッフ

空港の免税店などで働く販売店スタッフは、その空港のグループ会社で働くという手段もありますが、派遣会社に登録して働くケースが一般的でしょう。派遣会社から働く場合は、接客・販売の経験を求められることが多いようです。また、中国語や韓国語、英語力があれば活かすことができます。

給料は時給1,200~1,400円程で、経験があれば高くなる傾向にあります。

飛行機運航にかかわる裏方の仕事

マーシャラー(グランドハンドリング・航空機誘導員)
マーシャラー(グランドハンドリング・航空機誘導員)

マーシャラー(航空機誘導員)は、航空機を誘導し、停止線に停止させる業務(マーシャリング)を行なう人のこと。荷物の積み下ろしや機内・機外の清掃など地上で飛行機に対して行なう、グランドハンドリング業務のひとつです。マーシャラーになるには、エアライン系の専門学校を卒業後、航空会社や空港関連会社に入社し働くのが一般的でしょう。

マーシャラーは常に外で働くため、寒さや暑さ、雨や雪などに耐えなければならず、体力が必要です。また、最近は機械化が進んでおり、マーシャラーの数は減少傾向にあります。

給料は16~20万円程で、正社員か契約社員かなどによって開きがあります。グランドハンドリングに役立つ資格は様々あり、その資格を取れば給与は上がるようです。

ディスパッチャー(運航管理者)
ディスパッチャー(運航管理者)

ディスパッチャーまたは運行管理者とは、フライトの概要をまとめたフライトプランを作成したり、フライトプラン通りに飛行しているかどうか、天気の変化はどうかなどリアルタイムで機長と交信し支援するフライトウォッチを行なったりする仕事です。

一般的な進路は、航空会社や航空管理業務の専門会社に入社し、その後1年運行管理補助業務をすると国家資格の「運行管理者技術検定」を受けることができます。気象学や航空法といった幅広い知識が必要となるこの検定に合格すれば、ディスパッチャーとして活躍できるでしょう。

給与は、航空会社などに務めた場合、大卒初任給は約20万円前後で、契約社員などの場合は時給1,000円~です。

航空管制官
航空管制官

航空管制官は国家公務員で、まずは航空管理官採用試験に合格しなければなりません。合格後は国土交通省の職員となり、約18万円の月給を貰いながら「航空保安大学」で1年間研修を受け、その後航空管制官として働くことになります。

空港の管制塔などからフライト中のパイロットに対して飛行ルートなどの指示をしたりする航空管制官は、専門性が高く人命を左右する重要な仕事で、集中力や判断力、責任感が必要です。またパイロットとの会話は基本的に英語で行なわれるため、英語力は必須。

航空管制官の給与は国家公務員の専門行政職俸給表が反映され、大卒初任給は約18万円前後です。

航空整備士
航空整備士

航空整備士とは、飛行機やヘリコプターといった航空機が安全に運航できるように、整備や点検、修理を行なう仕事です。

航空整備士は国家資格で、「一等航空整備士」、「二等航空整備士」、「一等航空運航整備士」、「二等航空運航整備士」の4種類の資格が存在します。二等は小型機やセスナを整備・点検することができ、一等航空整備士の資格を受験するには4年以上の実務経験が必要で、大型機を整備・点検することが可能。航空整備士と航空運航整備士では整備する範囲が違います。

空港整備士の給料は、航空専門学校卒業生の初任給が17万円前後くらいとなっています。

3-3.空港への各交通機関のメリット・デメリット

空港への各交通機関のメリット・デメリット

空港へ行く主な手段は、車・バス・電車・タクシーの4つが挙げられます。空港や地域によっては、電車で行くことができない位置に空港がある場合も。空港に行く際は、何人で行くか、誰と行くか、どこから行くか、荷物の量などを総合的に見て、交通手段を考えるのが良いでしょう。ここでは、それぞれのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

車

車で空港に行くメリットは、やはり家から直接行くことができるという点です。また、小さな子供を連れた場合は、騒いでも周りに迷惑をかけることがない車が安心でしょう。

デメリットとしては、駐車料金がかかるという点と道が渋滞していることもあるという点、ハイシーズンなどに車を駐車することができない可能性があるということです。駐車できないことを避けるためには、事前に駐車場を予約しておくといいでしょう。また、渋滞することなども考えて、早めに出発することが大切です。

バス(リムジンバス)

バス(リムジンバス)

空港に行くバスは、事前予約が必要なものと、そうでないものがあります。普通の街中でよく見かける路線バスは、荷物を置くスペースがなく、人数が多ければ立たなくてはなりません。

リムジンバスは、荷物を入れるスペースがあり、定員が決まっているので必ず座ることができます。自分が宿泊しているホテルに停車するリムジンバスなどもあり、とても便利です。リムジンバスのメリットは、空港へ直結なため乗り換える必要がなく、スーツケースの移動が楽なのもポイント。

しかしデメリットとして料金が電車で行くよりもリムジンバスの方が高くなる場合が多いようです。

電車

電車

普通電車で空港に行く場合は、混んでいれば座れない、停車駅が多いので時間がかかるというデメリットがあります。しかし有料特急券などが必要な電車ですと、バスより広い座席に座ることができますし、荷物置き場があることが多いので快適に空港まで行くことが可能。そして、渋滞を気にする必要がありません。

しかし、事故や天候によって遅延などが発生している場合もあるので、事前に確認しておくことが大切です。また、空港によってはそもそも電車が通っていないところもあります。

タクシー

タクシー

タクシーで空港へ行くメリットは、家から空港まで直接行くことができる点です。また、運転をする必要もないので、旅行前に疲れることもありません。

デメリットとしては、渋滞することを考慮しなくてはならない点や、やはり金額が他の手段に比べて高くなる点でしょう。しかし、空港定額制タクシーや乗合タクシーを使えば普通に乗るよりもお得に行くことができます。

ここまで、空港についていろいろ解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。ひとくちに空港と言っても、設備などは空港によって様々です。「ホームメイト・リサーチ」では、全国にある空港を検索することができるので、ぜひご活用下さい。

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