弔辞

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弔辞

  • ビートたけし【著】
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • 講談社(2020/12発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065215159
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

サヨナラの前に
言いたいことを言っておくよ。

テレビも、お笑いも、家族も、テクノロジーも、
これからの時代、いろんなものが大きく変わっていくだろう。
いろんなものが消え失せて、少しずつ忘れ去られていくだろう。
だけど、忘れちゃいけないものもある。きっと、あるはずだ。

俺は、この時代に向けて、弔辞を読もうと思った。
たとえ、消える運命にあるものでも、俺自身が生きているうちに語っておこうと考えた。
まもなく、ひっそりとなくなっていく物事や事物に対して、誰かが言っておかなくちゃならない、覚えていてほしいって思うからだ。
まだ死んでいない、滅んではいないものもあるけれど、そういうものに対しては、生前に捧げる「生前弔辞」だと思ってほしい。






内容説明

芸論から人生論・世界観まで―この年になって、今、俺が考えていること。ビートたけし「自分への生前弔辞」

目次

第1章 あのころのテレビ(テレビに始まりコロナで変わる―漫才と芸人について;『全員集合』を潰すための秘策―『ひょうきん族』と志村けんについて;さんまとタモリに関するホンネ―俺以外の「ビッグ3」について;俺が考えた史上最悪の企画を語ろう―黄金期のテレビ番組について;有料化以外に生き残る道はない―テレビ番組の末路について)
第2章 人間ってやつは(いくつになっても忘れない母親の教え―カネと貧乏について;ささやかな幸せがあれば、なんとか生きていける―ありし日の家族について;学生運動で思い知った「親の情」と「人間の限界」―学生活動家について;「人間って結局わりと平等なんじゃないか」説―人生の平等・不平等について;働くことに理由なんて要るのか?―労働と仕事について)
第3章 お笑いの哲学(芸人にとって最強の武器とは何か―たけし本気の芸論1;「人間は欠陥品だ。だから笑うんだ」という深い話―たけし本気の芸論2;エンターテインメントには寿命がある―たけし本気の芸論3;「師匠と弟子」って面倒だけど、そこまで悪くないぜ―たけし本気の芸論4;自分の過去の芸にこだわってはいけない―たけし本気の芸論5)
第4章 さよなら古い世界(政治に何かを期待するほうが間違っている―永田町と安倍政権について;トランプが負けても支持される理由―歪んだアメリカについて;科学と神様と人間の三角関係―テクノロジーについて;誰もが気づかない「システム」の恐ろしさ―欠陥だらけの資本主義について;ビートたけしはつまらなくなったのか?―芸人ビートたけしについて)

著者等紹介

ビートたけし[ビートタケシ]
北野武。1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」の落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HABA‐BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

166
「自分への生前弔辞」あぁ、やっぱりこの人らしいと思った。何がどう?って感じじゃないんだけれど、どこかで聞いた話もあるんだけど・・最後まで読んじゃう『たけし節』私はこの人が好きなんだなぁ。ふと思った。たけちゃんが逝ったら誰が弔辞を?稀有な人だよなぁ…2021/06/17

かずー

80
昔のテレビ、人間、お笑い、科学に関するエッセイ。○✕クイズで2台のバスに○✕をつけて間違えた方のバスは海に落とされる件は笑った。ウルトラクイズのことだと思うけど、良き昭和の好きな番組でした。今はクレーム、コンプライアンス、予算の問題でつまらない番組ばかりになってしまう。科学にも強いしホント多才だ。2021/01/28

みえ

43
子供の頃の話、家族の話、お笑いについて、現在のテレビ業界についてなど、いろんなことに触れてる。面白かった。2021/04/30

R

41
思いのほか真面目な本でした。素直なエッセーといった感じで、ビートたけしとして生きてきた過程の話と、お笑いに対する姿勢と考えをまっすぐに書いていて、読み応えがあった。今のテレビ業界の状況と、お笑いというのは世間があって、そこに求められる、あるいはあわせていくものだから、漫才という形ではない新しいものに替わっていくだろうという言説は面白いと思った。芸人という仕事に、強い思いとプライドがあるようだけど、それはくだらないものだと投げ出しているところと共存していて、複雑な心情が読めた。2021/02/02

ぐうぐう

35
なんとも刺激的なタイトルが、いかにもたけしらしい。さらに、冒頭にはたけしによる「自分への生前弔辞」が書かれていて、大いに期待させる。が、読み進めていくと、その期待がどんどんと窄んでいくのだ。世の中の常識や流行に対して引導を渡すという意味での弔辞が読まれていくのか思いきや、いつものたけしの社会時評的な切り口に終始していくのが残念。また、酒が進んでいるのか、コンディションがいまひとつだったのか、語りが少し荒っぽいのが寂しい。弔辞という企画は編集者が考えたのだろうが、(つづく)2021/01/03

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