ハリーは石丸幹二、藤原竜也、向井理のトリプルキャスト 7月開幕のハリポタ舞台

[ 2022年1月23日 05:00 ]

ポーズを決める主演ハリー役の(左から)藤原竜也、石丸幹二、向井理(撮影・久冨木 修)       
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 7月に開幕する舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の出演者が22日に発表され、石丸幹二(56)、藤原竜也(39)、向井理(39)がハリー・ポッターを演じることが決まった。3人は2年に及ぶオーディションで選出。トリプルキャストでの主演で、公演ごとにキャストが代わる。

 都内で取材に応じた藤原は「3人でやるのは頼もしい」と笑顔。石丸も「やってるうちに個性が出てくる。1回見たら、3人分見たくなると思う」とアピール。向井は「普段は自分の舞台を見ることはできないけど、今回はできる。最前列でオペラグラスを使ってガン見したい」と笑った。

 描かれるのは小説の最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」から19年後の世界。父親となったハリーと次男アルバスを中心に物語が展開し、親子の絆を取り戻す姿も描かれる。向井は「僕も子供と共存しているけど、やっぱり別の人間なので難しいと思うことがある。(その経験を生かして)生っぽいものにできれば」と力を込めた。

 舞台版はロンドンで2016年に初上演され、日本公演がアジア初上演。舞台上ではさまざまな“魔法”も使われ、子供から大人まで楽しめる内容だ。藤原は「演劇に触れるきっかけになれば」と期待を寄せた。

 無期限のロングラン公演という異例の上演形式を取る。劇団四季時代にロングランを経験している石丸は「先輩からは“見ている人は初めてだから、毎日新鮮にやれ”と言われてきた。積み重ねていくうちに、僕らも進化していくと思う」と自信を見せた。
 東京・TBS赤坂ACTシアターを専用劇場とし、7月8日に開幕。6月からプレビュー公演も実施される。

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