<いばらき探鳥記>カワセミ 「チー」水面ギリギリ飛び回る

2022年9月5日 07時40分
 カワセミとの初めての出合いは、写真展に展示されていた写真でした 名前を聞いたことはありましたが、これほど色鮮やかできれいな鳥がいることを初めて知りました。
 それから数年後、望遠レンズを購入し、白鳥や水鳥を撮影していると、「チッツー」「チー」と鳴き声を上げながら水面ギリギリを飛び回るカワセミと出合う機会が増えました。おのずとカワセミを撮影する機会も増えました。
 日光の当たり方で青く見えたり、緑に見えたりします。これは羽毛の微細構造により光の加減で色が変わるからだそうです。
 県内では河川、湖沼、池など小魚や水生昆虫類がいる場所にはだいたい生息しています。ただ、縄張り意識が強く、非繁殖期以外は1羽で行動するため、なかなか出合えないのも確かです。公園の池などを周回すれば、小魚をくわえ、鳴きながら飛ぶカワセミに出合えるかもしれません。(写真と文:アマチュアカメラマン菊池修典)=毎月第1月曜日掲載

<撮影データ> 2019年1月19日撮影 キヤノンEOS1DX Ⅱ キヤノンEF100−400ミリF4.5−5.6L IS Ⅱ シャッタースピード1/8000秒、絞りF5.6、ISO4000


関連キーワード


おすすめ情報

茨城の新着

記事一覧