国民宿舎とはどんな宿泊施設?予約方法は?

国民宿舎とはどんな宿泊施設?予約方法は?

更新日:2023/04/04 10:29

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

旅行の宿泊先を探していると見かける「国民宿舎」という施設。どんな宿泊施設なのか知らない、目にはするけれど泊まったことがない、という方は意外と多いのではないでしょうか。

自然豊かな場所や温泉地に立地し、比較的お値打ちに宿泊できるので節約旅行やグループ旅行、家族旅行にもおすすめ!本記事で国民宿舎の特徴や設備、予約方法など詳しくご紹介します。

国民宿舎とは?

国民宿舎の制度が制定されたのは昭和31年。国民生活の充実と福祉の向上を目的にし、国立公園や国民保養温泉地などに保健休養施設として公共の宿「国民宿舎」が整備されました。

現在、国民宿舎は公営と民営の施設があり、ホテルや民家風、宿坊や山小屋など多彩なタイプが勢ぞろい。会員制度ではなく誰でも利用することができ、合宿や研修などグループでの利用も可能です。

宿泊料金は県、市町村などで条例によって定められていて、大人一名1泊2食で利用した場合は7,000円〜10,000円ほどと、比較的お値打ちに宿泊できます。宿泊施設によっては、年末年始やGWなどの繁忙期や行楽シーズンによって料金が変わることも。

国民宿舎とは?

提供元:Expedia

国民宿舎と似た宿泊施設に「休暇村」がありますが、こちらはレクリエーション施設を併設しているのが特徴。オリエンテーリングやハイキングなど、自然の中で楽しめるアクティビティプログラムが用意されています。

休暇村については別記事で詳しくご紹介しています。あわせてチェックしてくださいね!

国民宿舎はどんな場所にある?

国民宿舎はどんな場所にある?

提供元:Expedia

先述の通り、国民宿舎があるのは国立公園や国定公園など、自然の中でのんびりできる場所。そのため、都心部や繁華街にはありません。

国民宿舎はどんな場所にある?

提供元:Expedia

また、国民保養温泉地にもあるので、温泉旅行をお値打ちに楽しめるとあって人気を集めています。日帰り入浴を受け付けている施設もありますよ。

ちなみに国民保養温泉地とは、温泉を利用することでその効果が十分期待されること、温泉の湧出量が豊富であることなど、いくつかの条件に合致する温泉地で、温泉法に基づいて環境大臣が指定するもの。ニセコ温泉や湯布院温泉など、名だたる温泉地が指定されています。

参考文献:「国民保養温泉地(環境省)」URLは関連MEMOに記載

国民宿舎のお部屋、アメニティは?

国民宿舎のお部屋、アメニティは?

提供元:Expedia

国民宿舎の宿泊料金はお値打ちなので、お部屋はどんな雰囲気なのか気になりますね。開業してから年数が経っている施設が多いものの、清潔に保たれているので快適な宿泊が可能です。リノベーションされている施設もありますよ。

宿によっては洋室、和室、和洋室など客室タイプが豊富に用意されていることもあります。海の近くの施設であれば、オーシャンビューの客室なんていう贅沢なシチュエーションも!

なお、宿によっては布団敷きは自分で、という場合が多いので注意しましょう。

国民宿舎のお部屋、アメニティは?

提供元:Expedia

歯磨きやシャンプーなどの基本的なアメニティがなかったり、有料だったりする施設があるので、公式サイトで必ず確認してください。環境にやさしい旅を推奨しているため、有無に関係なく持参していくといいですね。多くの施設で浴衣の用意があります。

国民宿舎の食事は?

国民宿舎の食事は?

提供元:Expedia

国民宿舎の宿泊プランの基本は1泊2食付き。原則は食堂でいただきますが、施設によっては部屋食も選べます。会席料理、ビュッフェなどもあり、その土地の食材を活かした料理が並びます。お値打ちなのに料理は豪華で、コスパ最高!

宿によっては素泊まり、1泊朝食付プランなど選ぶことができます。公式サイト等でご確認ください。

国民宿舎にはどんな設備がある?

国民宿舎にはどんな設備がある?

提供元:Expedia

国民宿舎の施設には売店やレストランがあり、ゲームコーナーやテニスコートなどを完備しているところも。合宿や研修などで使われることが多いため、宴会用の大広間がある施設もあります。

国民宿舎にはどんな設備がある?

提供元:Expedia

一部の宿泊施設では休暇村のように、体験プログラムやイベントを開催しているところもあります。温水プールやゴルフ場などを併設したリゾートホテルのような施設もあるんですよ!

安いだけではない国民宿舎、いろいろと泊まり比べてみたいですね。

国民宿舎の予約方法は?

国民宿舎は各宿舎の公式サイトからWeb予約もしくは電話にて予約ができます。繁忙期は電話先着順や往復はがきでの申し込み、などのように予約方法が異なる施設もあるため、公式ホームページにて必ず確認してください。

旅行会社やホテル予約サイトから予約可能の施設もあります。宿泊プランや料金は各社で取り扱いが異なる場合があるので、比較サイトで見比べてから予約するのがおすすめ。トラベルjpでは簡単に比べることができるので、ぜひチェックしてくださいね。

本記事は概要を説明したものです。宿泊施設によって体験できるプログラム、食事やサービス内容、設備等は異なります。公式サイトで必ずご確認ください。

※写真はイメージです。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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