18歳のときに映画『ミーン・ガールズ』(2004)で俳優デビューして以来、肌に負担をかけないようになるべくノーメイクで過ごしているというアマンダ・サイフリッド。そんな彼女はアンチエイジングも美容医療に頼らない主義。シワを隠すために愛用しているのは、何と16ドルのサージカル・テープのみ。一体どういうことなのだろう。
Webサイトマガジン『Ne Beauty』のインタビューで、アマンダはこう語っている。「俳優の仕事をしていると、1日12時間のメイクに耐えなければならないこともあり、肌が脂っぽくなります。私が最も贅沢だと感じることのひとつは、長い1日の終わりにメイクを落とすこと。生き返ったような気持ちになります。夜遊びのためにメイクするときは、ファンデーションをスキップして、アイメイクとリップとチークのみ。そうすると気分はリフレッシュできるし、顔も華やかになりつつ、肌はクリーンなままでいられます」
『Glamour』誌のインタビューでは、できるだけ肌に何も塗らなくていいように、粗が気になる部分にはコンシーラーを使うとコメントしていた。そんなナチュラル派のアマンダがみつけた、最近のお気に入りアンチエイジング術は、「Toute Nuit」のフェイシャル・テープ。『Allure』誌のインタビューでは「これは三角形のサージカル・テープで、シワを伸ばしてリラックスさせるものなの」と説明。
テープと聞くと、こめかみに貼ってフェイシャルラインをリフトアップするようなタイプのものを想像するけれど、これはシワが気になる部分に貼って寝るためのアイテム。実際の商品名も「リンクル・パッチ」となっている。このパッチを、アマンダは目尻のシワやほうれい線などのエイジング・サインが気になるパーツに、毎晩貼って寝ているという。ボトックスやフィラーなどの美容医療に比べたら、ものすごく緩やかなケアに見えるけれど、アマンダは効果を実感しているとか。
注入系に比べたらお手軽だし、16ドルという価格もトライしやすい。私もヒアルロン酸注入に手を出す前に、このテープ、試してみようかな。
Text: Moyru Sakai Editor: Toru Mitani