演技者として、ひとりの女性として輝き続ける宮沢りえ。今年、クレ・ド・ポー ボーテのジャパンアンバサダーに就任し、ブランドとコラボレーションしながら、美の可能性を探り、発信している。年齢を重ねるほどに増していく、宮沢さんの輝きの秘密とは?
VOGUE PROMOTION
演技者として、ひとりの女性として輝き続ける宮沢りえ。今年、クレ・ド・ポー ボーテのジャパンアンバサダーに就任し、ブランドとコラボレーションしながら、美の可能性を探り、発信している。年齢を重ねるほどに増していく、宮沢さんの輝きの秘密とは?
美しい──人や物を称賛するとき、何気なく放たれるこの言葉。だが、その背後にはさまざまな意味やニュアンスが込められている。デビューして40年近く、常に存在感を放つ宮沢さんが考える、“真の美しさ”とは? 「美しさが第一に表れると思うのは表情。心の豊かさとか日々の思考、つまりどのようなことを考えて毎日を過ごしているのかということが、表情に表れると思うんですよね。それから話す言葉。言葉にも思考がにじみ出てくるものだから」
先日、休暇で訪れたリゾートでもそのことを実感したという。「本当にラグジュアリーな人は着飾らないし、究極的にシンプル。リゾート先であれば、シンプルなドレスにサンダル、アクセサリーを一つポツンとつけているだけ。それで様になり美しいのは、やっぱり中身、思考があってこそ。そして、誰に対しても態度が変わらない人からも美しさを感じます。それは、“その人自身”をきちんと持っているから。存在として美しいと感じますし、自分自身もそんなふうにありたいと思います」
CREDIT
先進という言葉を形にしたようなスキンケア、クレ・ド・ポー ボーテ。「肌は脳と同様に自ら考え、さまざまな情報を処理する能力(知性)を持つ」という「ブレインスキン理論」を採用するなど、先端のサイエンスを投入。輝きを生み出す美容液、輝きを育む化粧水、輝きで満たす乳液の3ステップで、美肌を目指していく。
ル・セラムは、つけた途端、角層に吸い込まれるように浸透し、シルクを思わせるなめらかでつややかな肌に。ローションイドロは、まろやかで濃密なうるおいが楽しめるAnと、みずみずしいうるおいがほとばしるCnの2タイプからチョイス。そしてエマルション。日中の肌のことを考慮したプロテクトゥリスnと夜の肌のリズムに注目したアンタンシヴnがそろっている。なじませるほどに肌が喜び、心にも幸福感と充足感。真の美しさへとまた一歩近づけるはずだ。
かつて“若さこそが美しさ”と信じられていた時代があった。でも、時につれ、世の中全体でさまざまな美しさに光があたるようになってきた。「それはとても喜ばしい傾向ですよね。年齢によるボーダー、そしてすべてにおいてボーダーを引かないことが、今の流れなのかなと思いますし、私自身の考え方とも交差するものがあります」
エイジングをポジティブにとらえている印象のある宮沢さんだが、そのきっかけを尋ねてみると、「周りの人から『このまま年齢を重ねて、こういう俳優になってほしい』とか、家族から『あまり手を加えないで、ナチュラルに年を取るのが素敵だと思う』と言われたり。自分でも年齢を重ねても格好いいと思う役者に憧れを持つことが増え、自然にポジティブな思考に変わっていきました」
シワを見つけたとき、シミに気づいたとき、年齢を意識しないわけではない。「とはいえ、私の年齢になると、もう抗わずに、そのままの自分を受け入れようという覚悟ができてきました。また、映画でもドラマでも、映った自分を見て、『10代のときとは違うけれど、10代のときより優るものがある』と感じるたび、年齢を重ねることの喜びや面白さを発見してきたのかな、と。公開中の映画『月』でも、最小限のメイクで役を演じています」
CREDIT
ときに意志的に、ときにつやっぽく、ときに優しげに。俳優としてさまざまな表情を見せる宮沢さん。俳優は年齢に伴って得られた経験が生かされる職業だが──。「自分の身体を通ってきた経験、思考を通ってきた経験が自分自身に積み重なって、引き出しが増えたと実感しています。20代、30代のときよりも増えた“引き出し”のどこを開けようか......、そんなふうにして演じているイメージですね。引き出しは増やさなければ自分が止まってしまうから、まだまだ増やしていきたいし、結局はそれが人の魅力になっていくのだと考えています」
年々美しさを増していく宮沢さんに接し、後の世代で、宮沢さんのようにありたいと願う共演者も多い。実際、その肌の透き通るような明るさとキメの細かさは息をのむほどだ。「最近は、メイクは薄い方が似合うような気がして、引き算するようになってきました。だからこそスキンケアは大切。年齢を重ねると、どうしてもシミやシワを隠すために、厚く塗り重ねて、となりがちですけれど、素を出せる肌でいたいと思っています」
CREDIT
今年6月、宮沢さんはクレ・ド・ポー ボーテのジャパンアンバサダーに就任した。「『肌に知性*がある』こと、肌がセンサーを持っていて、自身にとっていいものを見極めていることが科学的に証明されていると伺って、面白いと感じました。クリームをつけながら、『肌が考えているんだな』と思うと楽しくなります」
今はスキンケアアイテムを、季節や環境に応じて、組み合わせを変えつつ愛用している。
「クレ・ド・ポー ボーテのスキンケアでしっかりお手入れし続けていると、ふと鏡に目がいったときに、あ、ケアしてきてよかったなと思うことがあります。ラ・クレームも愛用していて、今朝は素肌が以前よりもつやめいているような気がしました」
肌にのせるものはもちろん、着るもの、食べるもの、すべてにおいて美しいもの、思いを込めてつくられたものを丁寧に取り入れるのが宮沢さんの信条。「化粧水やクリームをつけるときに、手で自分の肌を慈しむ、というとちょっとカッコつけすぎかもしれませんが、自分の肌を自分の手で感じる。日々、肌に対する思いを大切に重ねていく。すると手応えが出るんじゃないかな、と思います。日々のケアで増してゆく清潔感こそ、私を含む多くの大人たちに必要な美しさのエッセンスなのではないでしょうか」
経験を積み重ねるように、スキンケアを積み重ね、肌を磨いていく。そう語る宮沢さんの肌からは、奥行きある知性と意思がにじみ出ていた。
*すべての人が生まれながらに備えている、生涯美しい輝きを保ち続けるためのカギ
CREDIT
宮沢さんをはじめとする、美意識の高い人々に支持される「ラ・クレーム」。前身となる製品が誕生したのは1982年。以来、時々のサイエンスを取り入れ、進化し続けてきた名品だ。夜、スキンケアの最後に肌にのばすと、柔らかくほどけてなじみ、うるおいもハリも明るさも。相対する人をハッとさせるような、生き生きとした輝きに満ちた印象をもたらす。天然のローズや希少なランを調香した、あでやかな香りもお手入れを特別な時間に変えていく。
クレ・ド・ポー ボーテでは、2023年ホリデーコレクションを発売中。今回のコレクションは、童話「人魚姫」からインスパイア。主人公の「自分の可能性を信じて、新たな未来を切り拓いていく前向きな強さ」をテーマに展開されている。ルージュ、アイシャドウといったメイクアイテムから、美容液、クリームといったスキンケアまで。海を描いたアーティスティックなパッケージを手に取った瞬間、目の前に幻想的で華やかな物語の世界が広がり、まとい、なじませるにつれ、その人自身の輝きが引き出されていく。
VIEW MORE問い合わせ先/クレ・ド・ポー ボーテお客さま窓口
0120ー86ー1982(9:00~17:00/土・日・祝日を除く)
衣装問い合わせ先/
Photos: Jun Yasui at eight peace(model), Masaki Ogawa(still life) Styling: Tomoko Kojima Hair: Asashi at Ota Office Makuep: Yuka Washizu at Beauty Direction Nail: Natsumi Kadohara at ord. Prop Stylist: Takashi Imayoshi Text: Nobuko Irie Editors: Toru Mitani, Airi Nakano Digital Producer: Saya Yonekura