加山雄三さん、年内でコンサート活動終了…「まだ歌えるうちにやめたい」

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 歌手で俳優の加山雄三さん(85)が、年内でコンサート活動を終えることになった。所属レコード会社が20日に正式発表する。年齢などを考慮し、完全に満足のいく公演を届けることができるか検討した結果という。

加山雄三さん
加山雄三さん

 加山さんは「歌えなくなってやめるのではなく、まだ歌えるうちにやめたい。最後までいつも通り歌う。それが一番なんだ」としている。年内は、9月に東京国際フォーラム、12月に客船「飛鳥2」での公演が予定されている。

 加山さんは、1960年に映画デビュー後、「若大将」シリーズなどで注目を集め、歌手としても「君といつまでも」「お嫁においで」などをヒットさせた。しかし、2019年に脳 梗塞こうそく を発症。20年秋には小脳出血のため活動を休止し、昨年春に仕事復帰を果たしていた。

加山さんのコメント

 「みなさん、長きにわたる応援本当にありがとうございます。感謝しております。活動を始めて60年もの間、音楽を作り歌い続けてきました。そしてたくさんの人との出会いと、幸せをいただきました。歳をとることで様々なことを続けていくことの大変さを実感しております。しかしながら、その時々で精一杯目の前のことに 真摯しんし に向き合ってきました。コンサート活動は年内をもってケジメをつけようと思いますが、これからも音楽は親友であり大切にしていきたいと思います。最後のライブ、みなさんで楽しみましょう!」

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3096425 0 音楽 2022/06/20 03:00:00 2022/06/20 03:00:00 2022/06/20 03:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/06/20220619-OYT1I50145-T.jpg?type=thumbnail

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