TBSは4日、同局の小林悠(はるか)アナウンサー(30)が4日付で依願退職したと発表した。小林アナはTBSを通じ、ファクスで「突然のご報告となりますが、このたび健康上の理由で退社することになりました。入社以来見守っていただいたみなさんには深く感謝申し上げます。直接ごあいさつもできず申し訳ありませんが、本当にありがとうございました」とのコメントを出した。
同アナは、金曜日のパーソナリティーを務めているラジオ番組「たまむすび」を、先週2月26日に続き、4日も欠席。その後に退社がリリースされた。同アナをめぐっては、今月28日からTBS「NEWS23」(月〜金曜夜)への起用が決まっていたが、番組への出演が取りやめになり、波紋を呼んでいた。
「NEWS23」はアンカーを務めていた毎日新聞社特別編集委員の岸井成格氏(71)と膳場貴子キャスター(41)が降板し、リニューアル。小林アナは、新たにキャスターに就任する朝日新聞社特別編集委員の星浩氏(60)とともに番組の“顔”になる予定だった。代わりは駒田健吾アナ(41)と皆川玲奈アナ(24)が務める。
局側は、出演取りやめの理由を「体調不良」とだけ説明し、具体的な経緯は明らかにしていない。関係者によると、2月1日発売の「週刊ポスト」で、小林アナが高級外車マイバッハに乗る起業家の男性と交際中であることが報じられたことが大きく影響しているという。
こうした報道で疲労が蓄積。精神的にも不安定になっており、周囲にも「しばらく休養したい」と漏らしていたという。さらに4日付のスポーツニッポンは、関係者の話として「男性に少なくとも別の女性か、結婚している相手がいたかもしれない」と二股疑惑にも触れていた。
小林アナは父親がアメリカ人、母親が日本人。学生時代からタレント活動をしており、2010年4月にTBS入社。情報番組「朝ズバッ!」などを経て14年10月からは報道番組「報道特集」に出演していた。