内閣改造 鈴木俊一 財務大臣は留任へ

13日に行われる内閣改造で、岸田総理大臣は、自民党麻生派の鈴木俊一 財務大臣を留任させる意向を固めました。

鈴木氏は衆議院岩手2区選出の当選10回で70歳。自民党麻生派に所属しています。

鈴木善幸 元総理大臣の長男で麻生副総裁の義理の弟です。

父親の秘書を経て、平成2年の衆議院選挙で初当選し、これまでに環境大臣やオリンピック・パラリンピック担当大臣、それに党の総務会長などを歴任しました。

岸田内閣ではおととしの発足当時から財務大臣を務めてきました。

岸田総理大臣としては、閣僚や党幹部の経験が豊富で、麻生氏にも近い鈴木氏を引き続き財務大臣として起用することで、政権基盤を安定させる狙いがあるものとみられます。