No.28(2008/10/21)

基本情報
タイトル行殺新選組 ふれっしゅ
メーカーLiar Soft
作品サイト
ジャンル人斬り美少女あどべんちゃ〜
発売日2000年4月28日(無印)、2002年08月02日(ふれっしゅ)
シナリオ睦月たたら
音楽ノーブランドサウンズ
八雲剣豪
ヒロイン近藤勇子(歌織)、土方歳江(かわしま りの)、沖田鈴音(YUKI)、永倉新(金田まひる)、原田沙乃(綾瀬まゆ)、カモミール芹沢(長崎みなみ)、藤堂平(草柳順子)、おまち(長崎みなみ)、伊藤甲子(歌織)
その他「行殺・新撰組」のリニューアル版、ダウンロード販売あり

購入経緯
忘れもしない20歳の誕生日に購入した作品、かつ初のエロゲープレイ作品だったりw
某三国志NETで使われてたアイコンが気になって買ったんだよねぇ(*´▽`)

こんな人にオススメ!
普通のAVGには飽きちゃった人。
やりこみ要素が欲しい人。
新撰組が好きな人。

主人公

★島田誠(しまだ まこと)★【固定】

【音声】
主人公以外一部ボイスあり(主にエロシーン)

【主人公の呼び方】
近藤勇子「島田くん」
土方歳江「島田」
沖田鈴音「お兄ちゃん」
永倉新「島田」
原田沙乃「島田」
カモミール芹沢「島田クン」
藤堂平「誠」
おまち「島田さん」
伊藤甲子「島田はん」

ストーリー・コンセプト

[OP煽り文句より一部抜粋]

歌は世につれ 世は歌につれ
時は幕末京の町
数多の血陣くぐり抜け
都を守る 少女達
士魂一つを胸に秘め
泣いたりしません 勝つまでは―――
人斬り美少女あどべんちゃ〜、ここに開幕っ!

というわけで舞台は幕末京都、新撰組ですよ!
歴史ものだし歴史に忠実な部分もあったり、俗説を取り入れてたり。
不条理度を上げていけば歴史を滅茶苦茶にすることも可能w
という面白いゲームです。
不条理度を極限まで下げていけばこれはこれでまた…w
幕末とか新撰組とかよく分からなくても楽しめるようには出来ていますねー。
僕は正直幕末とかあんまり詳しくないけど、多分知ってるとニヤッとできる小ネタもあるんでしょうね。
キンノーファイトとか、クイズとか遊び要素もたくさんのゲームです♪

シナリオ・テキスト

グッドエンドは基本結構幸せなのが多いかな。
グッドエンドに関してはどれもとってもいいと思います♪
あと、個人的にすごく嬉しかったのが、某ヒロインが、他の娘のルートで「もし私があなたの恋人だったら…」とかいう仮定の話が出てくるんだけど、それを聞いた後そのヒロインのルートをもっかいやるとイベントが追加されてたりしたこと。
なんていうか、細かいところに気が配ってあるのが嬉しいね(*´▽`)w
多分、僕が気付いてないだけで他にもいろんなところに気を配ってるんだろうなぁ…。

一番好きなエピソードは沙乃EXエンド(公式からパスワードでDL出来る追加シナリオの方)。
このEDは後からWikipediaで見て「あぁ、この説を基にしてるんだなぁ」と感慨。
後付けで知るっていうのもこれはこれで結構いいかもね(*´▽`)w
なので、幕末とか新撰組とか詳しくない人もぜひぜひオススメ♪
カモちゃんさんエンドとか、へーエンドとか、土方さんEXエンドとか、もうどのエンディングも大好きなんだけど。
たどり着くのが結構大変なエンディングもあるけど、頑張ってやって欲しいなぁ…素直な感想。
一つルートをクリアするごとにますます好きになっていくすごくいい作品だったね、うん。

グッドエンドがすごくいいのはいいとして。
このゲーム、ノーマルエンドもなんか物悲しいというか、なんていうか胸にくるものがあるね。
栄枯盛衰、新撰組の辿る末路…全然知らないでプレイしたからなぁ…。
ゲーム終わってからいろいろ調べていくと、なんだか、ね。
パラメータに不条理度があるんだけど、これを高くしすぎたり低くしすぎたりした時のエンディングは面白かったw

それにしても歴史っていいねぇ、こういうゲームを作れるってすごいし、何よりモデルとなった人達に敬意を表したいです、うん。
まさか世紀を超えて性別も変わってゲームになってるなんて想像もしてないでしょうけど( ´▽`)w
あぁ、もうこんなこと何万回と言われてることですかそうですか。
あぁ、僕って実は結構ミーハーなのかもしれないなぁ…。

なんかぐだぐだしちゃったけど、一言で言うならすごくよかった、ですね。
数年後に思い返してもいい作品だったなぁ…と振り返ることになるんだろうね。
お疲れ様でした。

音楽

曲数が多い上にエロゲーなBGMの雰囲気を保ちつつ雅だったり何だりと良曲多し。
まずOP、これは一度聴いてみるといいと思います、いやまぁ。
聴いてみればわかります、分かるんだってば!!

沙乃の曲がお気に入り、ポップで楽しくて沙乃のキャラにもよく合ってるし(*´▽`)w
カモちゃんさんとかへーの曲もいいよねぇ…通常シーンでも思わず聴き惚れちゃう曲が多いです。
サントラは…出てるのかな?
あったら買いたいね。

<追記>
単独のサントラはないみたいだけど「ぶるま」「わらび」「しっぽ」にちょっとずつ入ってるらしいです†_〆(・▽・。)
探してみましょうか♪

絵・キャラ

どのヒロインもキャラが立ってて、愉快な出来になっててグッド。
たまに軋轢を生じることはあるけど、基本みんな仲良しだし(*´▽`)w
やっぱりカモちゃんさんかなぁ…この子の描き方がとってもよかった。
あと沙乃ね、知れば知るほど好きになってく子だわ(*´д`)

絵は、ちょこっとプニマムって感じですよね!w
クセがあるけど、なんかほんとこう、楽しいっ!ていう雰囲気が前面に出てくるいい絵だと思います(*´▽`)w
このゲームにはぴったりですね、うん。

雰囲気

日常に関しては厳しくもまったり、いい雰囲気です。
クライマックス以降が…特にEXシナリオは、結構新撰組の顛末が描かれてたりするので(´・ω・`)
歴史ものの宿命ですね。
でも、宴会の雰囲気すごくよかったなぁ…ほんとほんとみんな楽しそうで(*´▽`)
楽しさ、悲しさ、切なさ、心地よさ、厳粛さ、心寂しさ、馬鹿らしさ…いろんなのが詰まってて作品全体の雰囲気を一言じゃ言い表せないです。
でも、どれも全力で描かれてるので、すごく好印象ですね、うん。

エロ

近藤に一人えっちがあったくらいですかね(^^;
拷問エロが入ってたのはなんかよく分からないけどグッド(`・ω・´)
…最近Sっ気に目覚めてきちゃったのかなぁw

総合
なんか久々に「攻略」したなぁって感じだわw
幕末とか詳しい人にオススメ、全然知らないよーなんて人にもオススメ、Wオススメです、はい。
少なくとも僕は全然知らなくても楽しめました♪
ゲーム終わってから新撰組調べるのもまた面白いと思います(*´▽`)w

あと、システムに関してはもっと向上の余地ありです、はい。
クイズに関しては、やっぱり「こいつのクイズなら8割は正解出来る!」というのを一つでも作っておくと楽ですねー。
エンディングの中には、ひたすらキンノーファイトをやらなきゃいけないとかいうのもあるので、結構大変だったわw
攻略サイトとかは見ながらやった方がいいと思います、うん。

というわけで、以上、行殺新撰組の感想でした♪


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